21-22 LaLiga第29節 セビージャFC対レアル・ソシエダ(2022.3.20)
※この観戦メモですが、このぐらいのボリュームに抑えて書いていこうかと思います。また、時間が取れない時は毎節の更新は断念しようかと思いますm(__)m 読書したり、他チームの試合を観る時間が欲しいためです。
いつも2回目を録画再生し、一時停止を繰り返しながら書いていました。時間がかかる上、何度止めて観てもピッチで起こっていることを説明しきれなかったり費やした時間の割に大したこと書けない事に嫌気が差していました。自分が甲斐性がないのかもですが、止めてまた再生すると段々作業感がましてきて好きな観戦が辛くなってきます...。これからは完璧を目指さずとも、止めずに観て、頭の中に残ったことをぽつぽつ書いていこうかと思います。いつか見る目が鍛えられたら、両チームの戦い方を詳述することを再度試みようかと思います。勉強になる本、サイトとかあったらどなたか教えてください。笑
また、これからMundo Deportivo、Marca、Notica de Gipuzkoaなどを読んで得た情報で自分がためになるなと思ったものを紹介したりしたいなと考えています。結構面白い情報や知らなかった情報が転がってますので。
雨天のサンチェス・ピスファンでの一戦。前回対戦は0-0のドロー。週中のトレーニングで前十字靭帯断裂というどえらい大怪我を負ってしまったオヤルサバルの離脱がでかすぎますが、EL出場を目指すためには1ポイントでも多く勝ち点を積み上げたい。
対するセビージャもめちゃくちゃ負傷者多し。以下両チーム主な負傷離脱者。
Sevilla:フェルナンデス、レキク、D.カルロス、スソ、パプゴメス、ラキティッチ
La Real:モンレアル、アイエン、バレネチェア、オヤルサバル、C.フェルナンデス
◇着眼点
この試合珍しくリアタイしました!Beticoのきの君、Groguet(Villarrealサポ)のissaさんと話しながらワイワイ観て、ここ最近にしては内容も悪くなかったので楽しく観れました。
気になったのは以下の2つ。
①Sevilla守備の網の張り方の上手さ。
特にLa Realがボール出しに成功した後、そこから先がほとんど封じられていた。どんな守り方をしていたか、(シルバ投入前の)La Realとしては打開する道は無かったか気にして観ていきたい。
②シルバ投入後の打開の向上
シルバが具体的にどのように関わることでSevilla守備を攻略していたか自分なりに明かしたい。
◇先発紹介
◇交代、構築変更
*Sevilla*
’HT明け
①#11ムニルOUT、#8ジョルダンIN
’59
②#22マルシャルOUT、#9エンネシリIN
’67
③#9テカティートOUT、#7E.ラメラIN
ラメラは右SHに入り、オカンポスが左SHに移る。
’80
⑤#18T.ディレイニーOUT、#2モンティエルIN
ラメラがトップ下に移ったかな。
*La Real*
’HT明け
①サルドゥアOUT、ゴロサベルIN
’63
②ラフィーニャOUT、シルバIN
③メリーノOUT、グリディIN
’75
④ポルトゥOUT、イサクIN
’86
◇攻撃
基本戦術ラフィーニャ。彼がキープ、運ぶ内に周りが上がる。セビージャはそこまで前からのプレスの圧力が強くないので、ラフィーニャのところまで繋ぐことはできる。この試合はソルロスが最前線に張るだけでなくて、ハーフレーンのライン間で一列飛ばすパスを受けたり、繋ぎに貢献してくれていた。そこそこチャンスを作った。
(後半)
セビージャが人基準の守備に変えて如実に攻撃が停滞した。大幅にDFラインを高くし、パスの受け手を2-3人でトラップ後すぐに囲めるような構え。ボールへのプレッシャーもばっちりかかり、全く前進できないソシエダ。。
(シルバ投入後)
1人で膠着を打開する圧倒的センス。Groguet(ビジャレアルサポ)のissaさんの言う、「相手の目線、身体の向きを変えるパス」で守備網を攻略。レーンまで変えて相手守備の目を広げ、自らはギャップで受け直す。シルバの投入でセビージャゴールに迫れ、勝利に近いドローに持ち込めた。
◇守備
前半はあまり前に人数を掛けてこないセビージャに対してコンパクトにして上手く守った。
(後半)
後ろから上がってくるSB、CB(クンデ)に対して対応が後手になり、仕方なくずるずるラインを下げ守勢に回った。ソシエダの悪いところが速い段階でDFラインを下げて自陣に引き込み、受けに回ってしまうところ。クリアボールを拾われて波状攻撃を喰らったり、ボールを回収してもそこから出ていけないのでハーフコートゲームを展開される。
◇印象に残った選手、感想
A.ソルロス
goalこそ”7番をつけた誰か”の足にブロックされて取れなかったが、色々なところに顔を出し、いつもの電柱スタイルから脱却して我々をいい意味で驚かせた。ただゴール数が少ないので、CFDEZも直に復帰するだろう状況でほぼ買取OP行使は無いとみて間違いないだろう。
グリディ
相方のシルバがボールを引き出してくれるので、ビルドアップに縛られずピッチを動き回る彼本来のスタイルで躍動。ゴールまでがっつり上がってゴール前までしっかり戻る、おかえりグリディ。皆大好きチーム随一のダイナモ。
J.クンデ
上がりがほんま怖い。あれだけ守れてあんなに攻めれるのはお手上げ。シルバが入ってなかったら彼の上りから決められていたような気がする。
グデリ
正直ここまで攻撃性能が高いとは思ってなかった。背筋の伸びたドリブルで危なげなく持ち上がり、綺麗に配球。もうCBで良いんじゃ?
負けなかったのは評価したいが、試合の流れを変えられたのがシルバだったというところに複雑さを覚える。ソシエダには11人で強いチームであって欲しいと思っているので、彼クラスのクラックに頼らずともチームプレイで流れを引き寄せられるチームになって欲しい。