22-23 【PSM】レアル・ソシエダ対トゥールーズFC(2022.7.16)

今季最初のPSMはアノエタにトゥールーズを迎えての一戦!良い天気ですね。トゥールーズは南仏・オクシタニー地域圏オート=ガロンヌ県の都市。フランスの中では比較的ご近所さんですね。といっても両都市間は陸路で350kmほどの距離、近くはないけど、Madridよりは近い。
このクラブのPhilippe Montanier監督は11-12、12-13の2季La Realを率いておいででした。その2季目にクラブをCL出場に導いてくれた偉大な方ですね✨

昨季のトゥールーズFCは仏2部(リーグ・ドゥ)で1位、めでたく今季からの1部昇格を決めてます。🎉

La Realのフランスのクラブとの交流は、バスク地方の地の利を生かしてると勘繰れます。現スカッドにもル・ノルマンやサニャン、N.ジュワラらフランス出身者がちらほらいますね。

◇先発紹介

スターティングイレブン

*La Real*
2ndユニお披露目ですね!20-21の2ndは黒地に橙のラインが入ってましたが今季は青のエスクード、ライン。落ち着いてて良き。

先発イレブン、新加入選手と昨季Sanse枠の選手を入れてきました。🍑はどんなプレーを見せてくれるのか。2004年生まれ、わけえなあ。 Sanseの選手たちは左CBのパチェコ、アンカーにB.トゥリエンテス、EI(左WG)にR.ナバーロ、CFWにカリカブル!いずれも昨季U-21スペイン代表戦で出場していた選手ですね。デ・ラ・フエンテさん、La Realをすこってくれてありがとう!

4-4-2でなく4-3-3で良かった~~。下部組織から一貫させるLa Realのベーシックフォーメーションです。個人的にトゥリエンテスを態々アンカーで使ってるのが捻ってきたなあと思ってます。昨季Bでは結構やってましたが、トップでも勝たなくて良い内に色んなポジション経験させたいのかもしれませんね。
それとパチェコがナバーラ州の大先輩・ナチョ・モンレアルから背番号20を受け継いでますね!✨ CBに求められる能力を手広く備えた期待しかない男。主力に育ってくれ!!

*Toulouse*

ごめんなさい、選手名一覧は見つけましたが分からなかったので割愛します。。
4-1-4-1の1トップのところ、オナイウ 阿道選手ですね。代表戦でしか拝見していませんが、キレのある動き、ランニングが印象的でした。

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近年故障がちだったCapitánのイジャラ。今年はフル稼働を期待したいです(=゚ω゚)ノ

 

◇交代、構築変更

*La Real*

’45

メンバー総入替。以下ご参照。

後半開始時メンバー

昨季のPSMでも後半開始時総入替やってたなあ。懐かしい。

’76
⑫#35J.マグナセライアOUT、#36I.コルタハレナIN
⑬#9カルロスOUT、#37J.マルトンIN

同ポジション同士の交代でそれぞれED、CFを入替。右サイドは昨季C→昨季Cの入替えだけど、どちらかあるいは両方が今季Bチームに上がるんじゃないかと睨んでます。

 

*Toulouse*
ごめんなさい、サボります。

(得点)

’75

RSO 0-1 TOU  

左からのCK、ニアに低いボールを蹴りアウトサイドで逸らされての失点。ナイスゴール。クリアできなかったかなとは思う。逸らされてからのリアクションが欲しかった。

◇攻撃

~前半~

<組立て>

Toulouseは4-1-4-1ブロック。La Realの2CBをオナイウ1人が見る形なのでCBのところはプレーにゆとりがある。Toulouseの中盤ブロックは、ソシエダSBにはマンマーク気味に両SHが出てくるが、CBのオナイウが見れない方が持つときの反応はまちまち。寄せてくるときはボールサイドのIHが寄せてくる。

イジャラはバイタルで待たず、相手中盤ライン手前に立って組立ての補佐。4-2-3-1型。
25分過ぎあたりからは相手中盤が付いてこなくなったので高い位置でナバーロとの連動に切り替え。リコとイジャラで釣ってナバーロへの注意を薄くする。

(ボール出し)

アンカーのトゥリエンテスに対しては一人マンマーク気味につく→マークを引きずって中央からサイド寄りに流れ、空けた中央にシルバ、イジャラがタイミング良く入ってCBからグラウンダーで受ける。→間に入れることで相手守備重心が下がるのでこの隙に最終ラインを押し上げる。

<その他>

イジャラの位置が低く、シルバが右寄りでプレーする分ナバーロのところに比較的スペースができる。ナバーロはボールを受ければ相手4バック相手に仕掛けられる状況。

前半の保持時配置(~’25ぐらい)

ナバーロは左ハーフレーンで受けてゴール方向にドリブル。カリカと位置を入れ替えたり外から自ら切れ込んだりとアイソレーションに応えていた。

 

~後半~

<組立て>

アリツとルノルマンは意外と開く。ただ前半はCB→中盤のボール出しが多かったのに対し、後半はCB→SBにつける場面が多く、距離が狭いため相手選手も近く、勝手に詰まった。SBはもっと高い位置で良いと思う。その一方CB、SBの密集からアンカー、中盤に出してスピードアップというボール出しがちらほら。わざとやってるのかもしれない...

CBからウルコに出そうにも彼はパスを出せるタイミングでToulouseのプレス隊の背中で消されている場面が多く、SBに窮屈なパスを出したりメリーノに出す場面が多かった。ここでメリーノに出しても相手は分かっているので怖くない。

<その他>
ボール出しが成功したらブライスに出し、彼を起点にサイドに展開→クロスに持っていく攻撃が多かった。一方左からの攻めはメリーノがビルドの補佐をするため彼の位置は低く、またJo-Goはゴロのように中で仕事ができるタイプにも見えず、EIのアンデル・マルティンに入れた後が大外ゴリゴリ突破→クロスの一本しか選択肢を作れず攻撃が淡白になった。

左から右に展開できれば良かったが、左の連携がそこまで良くなくて、Toulouseの守備がそれを許さなかった。狭いところでやらざるを得ず、チャンスをあまり作れなかった。

 

◇守備

~前半~

<相手組立て>

シルバを前に出す4-4-2ブロック。これに対し、ToulouseはCBを開かせ、シルバ、カリカを割る。
ただ、La Realのマンマークを嫌いバックパス等から自陣深くで持たされる時、開いたCBとSBがとても近くて何度もハマってた。寄せといて抜けてスピードアップしたいのかもだが、何度もひっかけられるのを見るとあまりにリスキーでは...

相手のバックパス時等にはイジャラ/トゥリのどちらかがジャンプしてアンカーにつく、前3枚でToulouseのCB+アンカーをマンマークで見る形も。

<相手その他>
La RealのWG,SBは相手SB,WGにマンマーク気味についていく。
Toulouseはこれを逆手にとって、IHやCFWの飛び出しで釣り出したSB裏を突く。これに2段構えがあって、SB裏からダイアゴナルランで抜け出そうとするIH/CFWのランニングを囮にSBが空けた大外を突く。

いずれにせよ寄せといて他に展開という攻撃が多かった。中盤4枚にSBやFWがポジションチェンジを交えながら狭いスペースでよく絡み、La Real守備に偏りを生んで他から抜け出す。

時間を追うごとに悪くなっていくソシエダに対し、Toulouseは時間を追うごとにパフォーマンスを良くした。バイタルより前に進めないLa Realの攻撃をミドルサードで前向きにカットしたり、綺麗なボール出しから2列目につけると一気に両SH、IHの4枚の連携でサイドもしくは中央から突破し何度も好機を作った。

 

~後半~

<相手組立て>

構築変わらずCFDEZ(カルロス)、ブライスで前プレス。蹴らせて回収。カルロスはGKまで精力的に追っていた。相手が深い位置で持つときは前3枚で相手2CB+アンカーに対しマンツーマンで嵌めに行く。嵌めにいく3人はカルロスとWGや中盤。
ToulouseはCB、アンカーから高さは4-4の間ぐらい、タッチライン際に張り出したSHに直接中長距離の一本で繋ぐ場面が前半より増えた。サイドチェンジも交えて一気にLa Realブロックを押し下げる。

前半よりプレスの練度が落ちた。出足が遅れたりマークする距離が遠かったりしてダイレクトの繋ぎで剥がされ打開される場面が散見。

<相手その他>

La Realは中盤ラインをブレイクされるとブライスが下がって4-5-1又は5-4-1ブロックに。
Toulouseは前半同様密集を作って抜けてサイドチェンジのパターンが多かった。攻めの形があるって良いですね。ポジションチェンジがスムーズなので捕まえづらく再現性が高い。

前半よりCBが中に綺麗に通す場面が増えたと思う。ここからサイドに展開→IH、SH、SBの三角形でサイドを突破する。クロスに対してはCF、逆サイドのIH、SHなどが入ってくるので枚数が確保され可能性を感じる。

 

◇選手寸評

大活躍/そこそこ活躍/普通/あんま良くない/悪い

*La Real*

レミー
惚れ惚れする足元の巧さ。

ゴロサベル
2CBからSBでなく中に差せるため、ビルドに囚われず躍動。シルバや桃を邪魔しないポジショニング、動き出しのタイミングで右サイドを活性化。特にイジャラが高い位置を取るようになってからシルバが若干トゥリ寄りに下がって受け、右からの攻めが増え躍動。流動的に動いてシルバと桃を繋げ、シルバが位置を下げた時は大好きな内側ライン間を取り、トップ下になって和ませた。誰かパス差してやれ。

スベルディア
縦パスの質が素晴らしかった。タイミングや方向、強さが適切。寸分違うとつながってないと思う。普段キツくあたっているが、相手のプレッシャーが弱いと非常に優秀。昨年と違って前に持ち運ぶ積極性も見られてそこを何より評価したい。
スピードの欠如は相手に裏を取られなかったり、オフェンス優位な1対1の状況をつくられなければ気にならない。横スライドしてのカバーやポストプレーの潰しは普通に優秀。

パチェコ
スベルディアを使うときに、スベルディア+ルノルマンの不器用コンビだとビルドアップが半ば期待できない。彼がいる時にはそんな不安は全くない。捌きだけならアリツに勝るとも劣らない。縦パスを差す巧さは彼より上かもしれない。
守備でも強さと速さで対峙したToulouseアタッカーに良さを出させなかった。

リコ
ゴロサベルよりも顕著に組立てが巧い選手じゃないと思っている。この試合はCB+中盤でビルドアップができたため、気にならず。単純に強さと速さ、タフさや豪快な上がりといった長所が目立った。サイドアタックの武器たり得ていた。

トゥリエンテス
いつからトップチームにいるの?という味方のプレーの理解、連動の速さ。アンカーとして挟んで奪う際の寄せ方とか賢くて泣きそうになった。

両足を使って狭いところでも最小タッチで往なして出す。アンカーの選手としてこれが最高に偉い。逆足のスキルはスビ、ゲバラより上に見える。捌きが本当に早い。

イジャラメンディ
トゥリエンテスを横でサポート。また自分への警戒が緩い時にはバイタルを陥れ好機を演出。どうすればどこが空くとかどこが空いたとかわかってそう。一方守備ではマーク対象の鋭い動きだしに背中を取られる場面もしばしば。個人的な印象だが守備はアンカーに入って後ろから前向きに潰しに出たりカバーに行く方が巧い。縦横広いスペースを担当できる選手ではない。

直接FKは新鮮。

シルバ
相手2ライン間で他にできない違いを作る相変わらずのすんばらしいパフォーマンス。具体的には触るだけで相手守備のタイミングや狙いをずらす。ポジション取るのも早いし動き直しも相手に先んじる。トゥリとイジャラが組立てを担うのでほとんどの時間相手中盤ラインより前でプレー。得意のポケットへの抜け出しでも存在感。前に運べない時斜めにバックパスして相手プレスのスイッチを切るあのひと工夫だけでも皆に見習ってほしい。

モモ
10代の選手ながらコンタクトの弱さを感じず、かつしなやかな身のこなし。スピードは聞いていた通り。
ただ、判断が悪いと思う場面が結構あった。縦切られて尚裏街道で抜きに行ったり、バイタルで受けてフリーの味方が上がっていても可能性の低いミドルを撃ったり。積極性は買うが、期待値の高いプレー選択を頼んます。右足はもうちょい使えると良いな、折り返しがバレバレかつ弱々しかった。

一方守備は凄く献身的だった。自陣PAまでしっかり戻るし背中で消しながら嵌めにいく前プレも中々。スプリント力って偉大ですね。相手のウィンガーの大外突破を後追いで止めたり、間で受けた相手中盤をブロックの一員として素早くスライドして奪ったり守備ではとにかく偉かった。

ナバーロ
先述のとおりバイタルにスペースを得て躍動。LIや両IH、CFWと連携が良くなるともっと面白そう。シュートは残念だった。
マークがきつかったり狭いところで預けられても仕事ができるかは次回観たい。

マーカーの隙を突いて斜めの動き出しでボールを受けるアクションと走りながら滑らかに手なずけるコントロールが大好き。
ゴール前への得意の飛び出しも二度ほど。ダイレクトでニア天狙った2回目は多分オフ。

カリカブル
多少無茶な縦パスにもしっかり身体を入れて起点として機能。両WGやシルバに遠慮している節はあったが、良い形で受けた時には自ら持ち込み狙う場面も。
守備では時には中盤ラインも入れ替わりで埋めるなどかなり献身的にこなした。点は入れてないけど攻守にきっちり仕事をしてくれた。

(後半)

スビアウレ
セービングも足元も試される場面があまりなかったので未知数。残留してくれてありがとう。引き続きアジェサと切磋琢磨して欲しい。

相手の強烈なFKを防いだ場面はありがとう。大柄なだけでなく準備も良かった。昨季Sanseで活躍した実力の片鱗を見せた。

A.ソラ

惜しいグラウンダーのクロスがあった。La Realのラテラルはクロスが微妙なので、期待してます。
守備も結構粘り強く喰らいついてた。

アリツ
ボールタッチの多い運びは流石。ただ有効なパス先を見つけられず結果時間が掛かっただけみたいな場面もちらほらあった。対角線のロングパスはgood。EIのA.マルティンのトラップが巧いので、セットで武器になってた。
初動の速い、離さないマンマークは流石。

後半押し込まれてたのはCBのところでなく周りや前が悪い。ところどころ数的不利になる中よく凌いでいた。

ルノルマン
相手の前プレがオナイウ1枚とは言え、相手中盤ラインを困らせるまで前進する持ち運びが偉い。
昨季何度となくチームを救ったシュートブロックは今季も健在。

Jo-Go(ヨナタン・ゴメス)

相手に身体を入れられた際にはどうしても当たりの弱さが気になった。まともにやり合うのでなく競り合い方を工夫して喰らいついて欲しい。
位置取りが悪い場面もちらほらあったが、しっかり良い位置を埋めた際には良いパスカットも見せた。一貫性が出てくると良い。

ウルコ
思い切りの良い縦パスはアンカーの位置でも健在。ゲバラなら躊躇しそうなところを足を元気よく振っていた。両足使えてターンは上手い。
ただ、受けるのが下手。もう少しここが受けられていたらメリーノも前で仕事ができたし、ブライスやカルロスにも良い形でボールが入っていたと思う。CBが差したいタイミングで相手プレス隊の背中に消えてるとかザラで、おいと思った。キックだけではアンカーは務まらない。

中盤としての守備は苦手なのかなという印象。マンマークの相手に自由を与えてしまったりカバーが遅れたり、Sanseの時は危ないとこを埋めるという危機管理は主に相方のアランバリが担っているように見えた。

守備対応は人には強いが、連携で目線変えられると厳しいイメージ。成長して欲しい部分。

メリーノ
主にビルドアップで目立った。アンカーにボールがつけられない時間帯で、下がり過ぎずにボールを引き出せるこの人の存在は非常に大きい。
守備では広い範囲を一手に見れる守備範囲の持ち主といった無理の効くタイプではないため、活躍は限定的だった。チームが悪い。

ブライス
周りがよく見えている。フリーで良いポジションを取っている味方を見つけるのが巧い。その味方を介すことでスピードアップできた。
ボールを受けた時の運び方や受ける位置、三角形を味方と作ることを意識しているように見えた。おかげでボールがスムーズに回り、彼を経由すると相手を苦しめた。

時間を追うごとにボールが回ってこなくなり、無論消えた。が、終盤煮えを切らして広く動くようになってボールに絡むと、上述の良さを出した。これだけいいパフォーマンスを見ると、久保君の大きな壁になるかもなあとは思った。

マグナセライア
ずれてカットされるパスが多く、少し粗さが目立った。アウトサイドでのスルーパスを試みるなど積極性は買い。
受けてすぐに外を回るソラに叩くなど、プレーのシンプルさという持ち味を出したが、ドリブル突破や中へのスルーパス等チャレンジングなプレーをする際は殆ど失敗に終わってしまった。

また守備面、前半の桃と比べてEDのプレスの質を落とした。マンマークでは相手を捕まえるのが遅ければ間合いも遠く、またボールに寄せる時消したいパスコースを切れていない。彼のところから打開されることが結構あった。イマノルは結構厳しいので今後中々トップでは出られないかもしれないが、少しずつ慣れていって欲しい。

A.マルティン
縦パスを受ける時のトラップ前のフェイント、トラップの置き所、マークから遠いところに置く工夫が目立った。
守備の寄せが素晴らしい。昨季も思ったけど。

CFDEZ
中々良い形でボールを受けられなかった。61分のシュートシーンは鋭い動き出しにメリーノがスルーパスを合わせて綺麗に裏に抜けた。
そんな中でもキープが難しい縦パスにもボールを守ろうと身体を張ったり、裏に抜けようとして最終ラインを引っ張るアクションを何度も見せていたのが素晴らしかった。周りと息が合えば空いたバイタルを使うとかできると思うんですがね。

(途中出場)

コルハタレナ
守備時のポジショニングやサイドでのキープ力、受ける位置、アイデア等全体的にマグナより良いパフォーマンスを見せた。が、チーム状態の悪さもあって決定的な仕事はできず。

マルトン
チームの攻撃がしょっぱく全然ボールが回ってこなかったが、素晴らしいポストプレーを見せる場面があった。

 

*Toulouse*

ごめんなさい。選手名と背番号が一致しないので省略します。
オナイウ阿道選手はワントップながらプレーエリアが広く、どんどん前線に飛び出していく中盤4枚との連携は非常に良く、捕まえづらさを生んだ。数本放ったシュートは遠目からでも十分の威力。良いコースに飛んでいればもっとレミーロを脅かした。

 

◇所感

前線からの守備で出しどころを限定し、攻撃でもCBからまず中に通す理想的な組立てができた前半と対照的に、時間を追うにつれて内容が悪くなっていく地獄の後半。プレスは緩く相手に中盤からの展開を許し、展開先のサイドのやり合いでも負けてクロスを何本も打たれる。攻撃ではウルコのところがビルドアップで中々使えず、必然的にサポートに降りるメリーノがいる左からの攻撃がメインに。トップ下的役割のブライスを経由できないことで攻撃にバリエーションが出せずToulouseに捕まえられっぱなし。だっせえなあ...

後半の守備のgdgdさは前線のプレッシャーの悪さからボール出しを許し、許した後もボールウォッチャーになってブロックを修正できず相手アタッカーを捕まえられてないから起こったもの。厳しいですね。

 

次戦はアウェイでボルシア・メンヒェングラートバッハ戦。前後半でメンバーを入れ替えてもボール出し、守備のクォリティが出せるかどうか観ていきたいです。