【21-22 LaLiga 閉幕後】📹ロベルト オラベSD 記者会見(2022.5.31)

皆さんこんばんは🌙 今季のLaLigaも終了してしまいましたね。この記事ではLa Realクラブ運営(スポーツ部門)の舵取りを任されているオラベSDの記者会見(2022.5.31)について記しています。
クラブ全体とコミュニケーションを取りながら日々仕事を進めているだろう彼の声を聞くことはクラブの考えを聞くことと直結。スペイン語力は未熟そのものですが、動画を字幕付き再生し、何とか書き終えました。素人作なので精度は担保できませんが、ご容赦ください。現地の友達欲しいしスペイン語学留学行きてえなあ。🌎

この会見の動画はクラブ公式YouTubeに上がっています。観られたい方は以下のリンクからどうぞ!(=゚ω゚)ノ

https://m.youtube.com/watch?v=ejpQa9BedDw


※私が追えない部分は以下有能記事(会見要約)を参照しています。

www.noticiasdegipuzkoa.eus

⦿オラベSDについて

育成に力を入れるレアル・ソシエダにおいて、クラブ首脳部と現場を繋ぐSD職に就くオラベ氏。自身もラレアルでのプレー経験があり、引退後もフベニール、トップチームの監督、SDを歴任。ラレアルと言えば育成を重要視したクラブ運営で有名だが、オラベはその根幹を担う。
以下はfootballista元編集長木村浩嗣さんによる取材に対してオラベSDが語った内容。

ーーー

ソシエダは長らく「自らの資源を活用する、タレントの育成を信じる」というクラブ哲学を大事にしている。は具体的な計画目標に沿ってチーム作りを進めており、定量目標として「クラブのカンテラ所属選手の80%地元Gipuzkoa県出身者で構成」し、彼らを育て、「トップチームの最低60%カンテラ出身者で構成」する事を掲げている。
クラブのDNAを作り、継承していくGipuzkoa県出身選手の育成にはソシエダのみならず、学校・自治体等県ぐるみで広く参画されている。
さらにカンテラ所属選手の残り20%(県外出身)の選手もLa Realと提携関係を結ぶクラブ出身の選手が多いと言う。La Realの育成は大きく12歳から16歳の第1段階→17歳から21歳の第2段階の2つに大別されており、スカウティングの範囲は育成の年代上昇につれて広げていく。

12歳~ Gipuzkoa県出身者だけ
14歳~ +Álava県、Navarra県、La Rioja県、南仏出身者
16歳~ +スペイン全土
18歳~ 全世界(無制限)

オラベ氏によると、どの選手も最低3年間はZubietaで育成したいとのこと。
これらのユース選手に対し、指導を施す全てのユニット(:フィジカルコンディション向上ユニット、精神面向上ユニット、動き方向上ユニット...etc)を率いているのは全てトップチームのスタッフ。会長らクラブ哲学に関わる者から戦略担当のSD、現場を任される各ユニットのリーダーまでが『選手は下から上がってくる。よって、上の者は上がってくるのを助けないといけない』という同じビジョンを共有し、各々の持ち分に取り組んでいる。最後にトップチームの監督が要求レベルを高く持ちつつも忍耐力を持ち、カンテラ出身者を迎え入れる。

ーーー

今のLa Realの躍進を支えているのは紛れもなくカンテラまで一貫したプレーモデルであり、それを実戦向けに調整する監督、実践する選手たちだろう。その選手やスタッフの多くがGipuzkoaと縁深い人物で、La RealはGipuzkoaと切っては切れない関係にある。Gipuzkoaで生まれ、Gipuzkoaで育ち、Gipuzkoaに栄光をもたらす。そんなラレアルの根幹作りを担うOlabe氏の会見から、今後のクラブの舵取りを読み取っていきましょう(=゚ω゚)ノ

<参考文献>
footballista 第82号 2021年元日発行
サンエイムック「2強時代の終焉!? 戦国ラ・リーガ開幕ガイド 2021-2022」
2021年8月24日発行

 

⦿会見概要

前置きが長くなりましたがいよいよ本題です。<(_ _)>

※駄訳ご勘弁くださいorz また、Youtubeでは記者の質問に自動字幕がつかず、Olabeの回答から質問内容を推測して書いています。

ー冒頭

(noticias de Gipuzkoaから)

オラベ氏はシーズン終了後定例の記者会見で、チームの成長と成績に満足している様子を示し、プロジェクトのベースとなる4つの柱:「アイデンティティ / マネジメント / 育成 / プレーの4つのモデル」の説明により会見が始まった。

アイデンティティ (Identidad)
これは私たちが何者であるか、歴史、関わり、そして私たちの仲間に根ざすモデルである。スペイン最小の県であるGipuzkoaは、自分たちの地を語りたい、強く関与したい人が非常に多い。

②マネジメント (Gestión)
これは真に最高なものを実行しています。アペリバイ会長は何年間も「どうしてダメなのか?」と自問して突き詰めてきました。La Realは予算の55%にあたる3,000万€Zubietaへのの投資以外の何にも費やしていない。(Zubietaは)やってきた選手達が、自分たちに合っていると感じる場所である。サステナビリティを有していると称される。
過去10年間の投資によるキャピタルゲインは5,700万€に達する。(どういう算段なのか気になる。。)

③育成 (Desarollo)
過去3シーズン26名の選手がスビエタを巣立っていった。彼らの平均在籍年数は10年以上。今シーズンは32名が加わった。

④プレーモデル (Juego)
私たちは幸運にも優れたコーチ達に恵まれました。このチーム(の選手達)は合計2億9,800万€の市場価値を持つと評価されている。

 

ー今季の収支について

黒字に終わり、満足している。

 

ー今季の振り返り

・目標に辿り着くまでの過程を重視している。
・クラブが誇る競争力に大変満足している。
・クラブの歩みは正しく、今後も志を高く持ち続け、向上し続けなければいけない。
・我々はプレー面でより成熟し、競争力のある様々なものを示しました。
・育成モデル、プレーモデルの改良の歩みは止めてはならない。

・イマノル監督の4年目のシーズンは新たなエネルギーに満ちたもので、我々はそれを良い形で締めくくりたい。
・トップチームはEL出場権獲得という素晴らしい成果を手にした。チームの取り組み方を確立し、試合ごとに戦術に修正を加えた過程があった。イマノル監督が指揮5年目を迎える来季は簡単なものにはならないだろう。
・(今季いっぱいで契約満了を迎える)ケヴィン、アドナン(ヤヌザイ)、ナチョ(モンレアル)の貢献に感謝する。
80:2060:40定量目標を掲げ続ける。 

 

ーSanse(Bチーム)について

・Sanseは残留という目標には届かなかったが、実際に多くのコンペティションを抱え、また負傷者を多く出したトップチームを助け、選手を育てるという重要なミッションを果たした。トップチームに練習参加、出場機会を得る選手を何人も送り込んだ。また、強度の高いセグンダで大きく成長した

・反省点として、厳しい2部リーグで競うにあたり、チームに欠けているものを補うため数人の選手を補強したが、残留に至らなかった。

・X.アロンソはトップチームとCチームの間に身を置き、上(トップ)と下(Cチーム以下)の両方を見ながら選手の育成に努めた。Sanse監督というクラブの一部を担ったに留まらず、選手たちの力を借りながらクラブの育成全体にも貢献した。カンテラーノのうちトップチームに辿り着くのは約7/100人に留まるが、その彼らを大事に育て上げることが肝要。
X.アロンソ他退職を迎える長年ともに働いた仲間に感謝したい。

・本日(2022.5.31)、今季Cチームを率いていたS.フランシスコアロンソの後任として来季からSanseの監督を務め、S.フランシスコの後任としてM.ジョレンテ(今季Juvenil A監督)がCチーム監督を務めることが発表された。B、Cチームともにサイクルの変化を迎える。S.フランシスコは我々の育成・指導メソッドの私たちが望む第一人者である。La RealにおいてはB、Cチームの2チームの監督がトップの監督と強く関係し合うことが重要で、彼らが共通のプレーモデルを理解し、全うしなければならない。監督たちは先ず自分たちのコンペティション、課題と向き合っており、簡単に達成できることではない。

 

ー女子チームについて

Natalia監督、他のスタッフの仕事は並外れており、並外れた成績を挙げたことを評価すべき。選手たちは若く、ハングリーで、プレーモデルに理解がある。
来季チームが勝ち続けるためにはどうするか、考えている。スカッドを充実させなければならない。約3人の選手獲得をするだろうが、退団者が出ないことを望む。

 

ヤヌザイについて

スペシャルなタレントだが、来期は所属しない。アドナンとは5季をともにし、契約更新の過程について貴方達(記者)は既に知っている。我々は契約更新を目指し、代理人(ライオラ氏)が変わるなど色々なことが起こる中、何度も交渉を重ねた。彼が病に伏し、機を逸したこともあり話はまとまらなかった。アドナンの退団は、我々に(彼の代わりのアタッカーとして)監督に戦力として選ばれる人材を探すことを強いる。
経済的理由でなく、スポーツ面に起因する選択だった。我々が彼に提示した役割が(彼の期待よりか)彼をチームの主役としては扱わないものだったことが効いていると推測できる。

 

ートップチームの構成について

現チームはSanseの助けもあり、十分なスカッドを誇っている。明確なプレーモデルがあり、5-3-2、5-4-1、4-3-3、フラットの4-4-2、中盤菱形の4-4-2と色々なパターンでプレーでき、深さと強度、ボールを支配する力、対人能力を発揮する。

 

ーソルロスとラフィーニャについて

今は5月。昨年の8月に、カルロス(フェルナンデス)の負傷離脱によりアレックス(ソルロス)がやってきた。開幕後の加入だったにも関わらず、後にラファがやってきた。彼らの高レベルのプロ意識と、様々な役割をこなしてくれた適応力に助けられた。
(2人の去就について?)彼らがLa Realで快適に過ごしていることも知ってるが、一方所属元クラブでの契約、給料があることも当然承知の上。貢献に今一度感謝したい。

 

カンテラーノの昇格

サンセの選手の数人が来季トップチームに加わるだろう。具体的には、J.パチェコ。彼は25番以下の背番号を得るだろう。それからベニャ(トゥリエンテス)、アレックス(ソラ)も昇格があるかもしれない。が、いつが適切かタイミングを見極めないといけない。
若手を中心としたグループ練習が6/27に始まり、トップチームの練習が7/7に始まる。プレシーズンに備えて、残留を望んでいるカリカブルも含めてよい準備をしてくれることを望む。


ー契約更新

レミロ、スベルディア、スビメンディ、ルノルマン、ウルコ、パチェコと契約更新の交渉中。

 

スカッド展望

来季は3つのコンペティション(LaLiga、国王杯、EL)に備え、31-33人の選手がトップチームに帯同する。22-23はW杯のある特別なシーズン。8/14〔開幕〕~11/14〔W杯期間〕まで21試合を消化する。負傷者が多く、W杯開幕前には不確かさがつきまとう。
私たちを成長させてきた育成モデルを信用し、チーム内部に目を向ける。
La Realの最大の目標は欧州(恐らくEL)。
60%の選手はカンテラから、準備が整った状態で上がってくる。監督は最高のリソースを抱えている。我々は確実に成長している、1つのコンペティションだけに注力しないように。自分たちのやり方で競い、勝ちたい。我々は夢追い人であり、タイトルを獲りたい。

 

ー今季の得点の少なさについて

フィニッシュそのものでなく、その前の「崩し」の局面に注目している。今季は外を使った攻撃より、中で完結させる攻撃が多かった。中央突破はプレーのクォリティ、正確さがより要求される。
フィニッシュに至る回数は多かったので、今季のLaLigaで得点数が多くなかったことについて、そんなには懸念していない。

 

ーM.ライアンの去就について

我々はマシュー(ライアン)にクラブに残ってほしい。彼はプレー機会が少ない現状、それによるキャリアへの影響を憂いている。出場機会の増加を望んでいる。選手達の去就に関しては、選手たち自身の意向が何より重要。我々は幸運なことにLa Realに留まることを望む選手を多く抱えているが、マシューはW杯に向けてプレー機会を得たいという明確な希望を抱えており、去就は不透明。

 

ーA.スビアウレの去就について

アンドニ(スビアウレ)には契約更新のオファーを出したが、決断は彼の判断次第。
(6/7のMDの記事で、彼が2部の複数クラブからオファーを受けていることが報じられているが果たして...)

www.mundodeportivo.com

 

ー負傷離脱中のオヤルサバル、バレネチェアについて

大事なことはミケルが自分のタイミングが来たときに戻ってくることであって、我々は急がず待つ。

アンデル(バレネチェア)の復帰時期は不確かながら、開幕からの活躍を期待している。我々のアイデンティティ・モデルの事もあり、先ずはチームの内側に目を向けていきます。マーケットにローテ要因を探しに出ていくことはない。楽観的に考えるべきです。カルロスが大砲のような勢いで始動を迎えることを望む。彼は初日からトレーニングに参加する予定。
※バレネはフィンランドで彼の手術担当医・Lasse Lempainen氏の下フィジカルテストをクリアし、プレシーズンは別メニューを強いられるものの開幕には間に合うとの展望が示されている。(6/15MDの記事↓)

www.mundodeportivo.com

 

ーM.メルケランスについて

マルティン(メルケランス)は(バレネやミケル)より、復帰まで長く掛かるだろう。我々は決してマルティンのことを忘れていないが、彼は回復が第一。グリディやルカ(サンガリ)のように、過去に長期離脱した選手がおり、我々は長期離脱の選手との向き合い方を知っている。

 

ーC.フェルナンデスについて

7/7(トップチームのトレーニング初日)から練習できる予定。

 

ー来季に向けたチーム編成について

チーム編成はフォーメーションに基づいてでなく、我々のモデルに基づいて行う。補強は多くの選手を連れてくるのではなく、必要な人数のみ行う。
ムバッペを獲得するとは言えないが、野心を持った選手を3、4人獲得する。良い順位に入ってはいるが、もう少し上を目指したい(と胸に問いかけている)。自分達のモデルをベースに、最高のチームでありたい。私たちは、自分達を向上させていかなければいけない。外から来た人が優れているからではなく、私たちを補完してくれる存在だからこそ、うまく付き合えっていければと考えている。私たちは夢を意識し、そのためには的を射た補強をすることが必要です。クラブは、アペリバイ会長と、人々を興奮させる彼の能力にコミットしている。

また、私は会見の事を、チームの見通しをファンに伝える場と考えている。La Realが成長し続け、彼らの期待を膨らませ、良い雰囲気を作りつつ、夢を見せ続けることを約束する。

 

ー(今季ゴール数が少なかった)イサクについて

あまり心配していない。昨季は代表招集もあり、色々なコンペティションでプレーしてきた。第一に(昨季比で減少した)ゴール数が注目されるが、彼は我々に多くを与え、素晴らしい選手であり続けている。

 

ーイジャラメンディについて

幸運なことに我々はアンカーポジションに4人と多くの選手を抱えている(恐らくスビ,ゲバラ,イジャラ,スベルディア?)。イジャラはこの6カ月負傷なく過ごしており、そのことが(近年故障がちだった)彼にとっては何より大切、彼もそう感じていると思う。

 

ーイマノル監督について

クラブの"メッセージ"を代表してベストを尽くしており、心配する必要はない。現在籍選手、新加入選手は、何よりもまずイマノルから刺激を受け、彼と共存する必要があり、また(La Realでプレーするには)ここでの流儀を実践する必要がある。ELで戦うことに対して、今は異なる視点を持っている。自分たちの改革をイマノルと始め、継続していく必要がある。

 

ークラブのイマノル監督に対する評価について

(イマノルの評価は)極めて高い。クラブが望むように、大変多くの事(:選手やスタッフ、プレーモデル、クラブの方針...etc)に責任を持っている。我々はゴール数や敗戦にも言及するが、イマノルの仕事は並外れている。

 

ーイマノル監督の役割について

スビエタの最高長官。彼と色々話したが、これからクラブに起こること全て(:選手獲得、その他の動き、コンペティション、選手の将来に関する構想)を彼とともにする。

 

ー選手獲得時の移籍金について

払う金額として、17m€(イジャラの買戻し)は例外だった。いつもは大抵8m~12m€を目安として、クラブとともに成長できるタレントを加入させ、彼らの適応の手助けをする。必要であればもう少し高い移籍金を払う用意もある。
繰り返すがクラブの目標は夢を膨らませ、より優れた成績を残し、欧州のコンペティションに出続けることだ。

 

ーD.ソボスライ獲得の噂について

どの(獲得候補の)選手についても、(話が固まらない内に)名前を挙げたくないし獲得プロセスについての話はしたくない。それが私の働き方であり流儀である。
ソボスライの印象?私より優れた選手だよ(笑顔とともに,ジョーク)。

 

ーELについて

是非リベンジしたい。個人的には「リベンジ」という言葉はあまり好きではないが、ここで言うリベンジというのは、一度劣位に立たされた何かに対し、再び立ち向かうことだ。
2018年にクラブはELの舞台に辿り着き目のあたりにした。多くの野心を持つ人々、物事を成し遂げ、それを繰り返すという夢を持つ人々、エネルギッシュに取り組む人々、苦しむ人々など、多くの人々を。記念としてELの舞台に立ちたいのではなく、繰り返し挑戦してチームが向上し、前進する糧としたい。周囲にも、我々の挑戦に野心を抱き、期待して欲しい。

 

ーM.スビメンディについて

彼の進化、子供の頃(Zubietaに)やってきてからの歩みに満足しており、アンカーのポジションの充実は欧州でも見劣りしないレベルであり、継続していきたい。

 

ーC.ポルトゥについて

彼と、我々のあり方、スタイルについて本当に沢山の話を重ねた。ポルトゥは我々に実に多くのものをもたらした。ルカ、ポルトゥ、イマノル...彼らは日々我々のスタイルで築き上げてきたとても重要な者達だ。彼らの生活におけるプロ意識、仕事の流儀の徹底度合は多少前後してでも数字に表れる。ポルトゥが今季こなした(昨季と異なる)役割、立場への適応は並外れていた。(練習場である)Zubietaでも、月曜から日曜に至るまで、出場機会の無かったマッチデーの翌日でさえ、変わらず素晴らしい姿勢を見せ続けた。このことは我々が望むことであり、彼のパフォーマンスに満足している。
ポルトゥの去就について)誰でもプレー機会をなるべく多く得たい。いつの日か決断しなくてはならない。

 

ーM.サニャンについて

彼は4m€という大金を費やして連れてきた。このタレント候補からは期待した進歩が見られなかった。単純に責任を感じている。彼にポテンシャルを発揮してもらうのが我々の望みだった。彼はポルトガルリーグで良いシーズンを過ごした。本年6月末で契約満了を迎える。La Realで継続する未来は恐らく無いだろう。クラブには他のタレント候補達が育ってきており、特にヨン(パチェコ)は、トップチームの一選手として定着してきた。
これからの成長に賭けたタレント候補との契約(本件)に責任を感じている。成長度合いは私たちが期待したほどではなかった。

 

ー補強について

今は答えられない。監督の望みを考慮に入れつつ、獲得候補の選手のプロフィールを検討している。年齢はあまり気にしていない。なぜならナチョ(モンレアル)やシルバのように、多くない出場時間の中でも我々に非常に多くのものをもたらしてくれる選手達に助けられてきたからだ。経験豊富で、若いチームを力強く助けてくれるような選手を望んでいる。ポジションやラインを補強し、チームを成熟させて欲しい。

 

ーセルヒオ・フランシスコ(Sanse新監督)について

育成・スビエタの模範的存在。選手育成、チーム作り、良いリザルトを残すことに長けている。スビエタは自分達の積み上げてきたものに基づいて認識し、決断しなければならない。選手達のみならず監督達が一丸となり、プレーモデルを堅持していかなければならない。このことは、イマノル、セルヒオ、ナタリア、ミケル、ランデル(※)...全ての監督にとって極めて重要なことだ。プロ候補生達、子供達に競っていく術を伝えていく立場にあるからだ。セルヒオはSanseで彼の仕事をする。

※ランデル・ガルシア(Lander García)氏。ミケル・ジョレンテ氏と入れ替わりで22-23シーズンからJuvenil Aの監督に着任。

 

ーD.シルバについて

”彼のプレーの調子が良い時、チームも勝てる。”
プレーの調子、フィジカルコンディションを知るために、彼とは頻繁に話をしている。ダビドは我々にピッチ外においても非常に多くのものをもたらす。我々にプレーの理解を深めさせ、若手に成長をもたらす。まるで食を進める「酢」のような存在だ。
何に対しても根拠を持っており、我々に何でこうではない?と尋ねてくる。その後答えをくれる。勝った試合も負けた試合も思い返すとダビドに行き着く。彼に多くを委ねており、我々のプロジェクトを理解し、その一部になって欲しい。

 

ーJ.グリディについて

ヨン(グリディ)はアイエンやゲバラ同様、今季終盤あまり出場機会が無い状態でシーズンを終えた選手だ。それはその時その時で重要な選手が現れ、それに阻まれ出られない選手も出てくるためだ。彼は月曜から日曜までハードワークできる選手で、チームの模範になってくれている。あり方、取り組み方、さらには生活への向き合い方に至るまで多くの点でLa Realを代表している。(ヨン)は今冬の移籍市場で出場機会を求めて出ていける状態であったが、クラブの一員として残ることを選んだ。彼との契約は残っている(2024.6.30まで)。

 

ースビエタ(La Realの練習場)での働き方について

Sanseとのコミュニケーションを大切にしていきたい。アペリバイ会長以上にトップチームを深く理解できる人間はいない。我々は電話を介してでなく、日々、直接ピッチで観察することでユース選手達の様子を窺い知らなければならない。練習の方針、一瞬一瞬を目にする、そうすることで練習の構造まで見えてくる
我々は監督の声に耳を傾けるのは勿論、試合の前後に行われる週2回の練習 我々は人への向き合い方、メディア対応をどう行うか示さなければならない。メディアトップチームに我々のトップチームとどのように向き合うべきか理解して欲しい。イマノルが望むように、重要なものを内包した練習を観てほしい。イマノルは練習場(スビエタ)でこそ対話を行っている。外部に抽出された解釈は当然どのようなものにもなり得る。我々はいつもメディア、スタッフ、ファン、選手達といった内外の人々と関わり向き合っていきたいという思いを抱いていることを約束する。
※ファン、地域との触れ合いという点で”AMETS BAT”と言われるLa Realが地域の子供達をアノエタに招き、彼らが選手と触れ合ったり、アノエタで色々なゲームに興じることで、クラブをより身近なものに感じてもらうための活動にも触れていた。

⦿感想

まず驚いたのはオラベSDのタフネス。どの切り口の質問にも一貫性のある回答を返し、出席した記者、それから我々ファンに動画だけでも約80分の長丁場の間真摯に向き合い続けた。この動画を観るまで木村浩嗣さんのインタビュー記事でしかオラベSDのことを知らず、どちらかというとメソッドを口早に話し続ける、頭の固そうな方なのかと穿った見方をしてしまっていた。勿論そういう面もあるのだろうが、この会見を観続けて感じ取れたのは彼の選手を見守る優しさであったり、時にはユーモアを交えながら和やかなムードを作ったり記者の反応を窺う気配り。人との接し方を大切にする温かい人物だという、一ファンとしては大変好ましい印象を抱いた。
時には非情な判断を強いられる立場であるとはいえ、退団する選手にも感謝の心を忘れない。それもテンプレのような表現を並べるだけでなく、一人一人ピッチ内外でどのような貢献があったか述べている。特に印象に残ったのは、ポルトゥへの言及。出場機会の無かった翌日の練習においても120%の姿勢で臨む姿に触れており、チーム全体としての成長を望むLa Realが大切にしている「練習」にいい刺激を与え引っ張る貴重な存在であったことが直接語られずとも伝わってくる。

「Zubietaの上官」と称されるイマノル監督然り、一度成功をもたらし定着したメソッドを追随していくだけでなく、選手たちとともにピッチと向き合い続けることで選手たちをより良く観察し、取り組みに改良を加えていくスタッフの仕事ぶりがLa Realの歩みを強く支えているのだろう。戦術面だけでなく、ピッチ内外での「あり方」「ふるまい方」まで手が届くモデル、そのモデルにより成長し後継に伝えていく大人たち。月並みの言葉だがこれこそがLa Real流なのだろうと、雑誌の文面をなぞってでなくともそのような認識を抱かされた。

 

かなり長い記事になり、最後の感想も勝手に自分の世界に入った”キマった人”みたいになってしまいました。自分の語学力の無さ、集中力の無さから彼此この記事だけで1ヶ月近く掛けてしまって途中何度も投げ出しそうかと本気で思いました。それでもこの作業を終えてみると、体系的にまとめられた長めの本を一冊読み終えた時のような清々しさを体感できたことも勿論、La Realのことをより少しでも理解できた気がしており、嬉しく思っています。
決して読みやすいものではないと思いますが、同じレアリスタの方々、LaLigaファンの方が読んで少しでもふーんと思ってもらえるものになっていればそれ以上の幸せはありません。このブログが半分自分のメモ帳としての、自分用の媒体でもあるので。(笑)  マッチレビューを書いたり、今回のようなそれ以外のものを書いたりする頻度は全く担保できませんが、これからも皆さんの頭の片隅に置いてもらえるよう、時間を見つけて更新させていただきます。それでは次回の記事まで、¡Hasta la proxima!

21-22 LaLiga 第37節 ビジャレアルCF対レアル・ソシエダ

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ベティスが5位以上にいるため、6位がECL枠からEL枠に栄転!この試合を前にしてVillarrealとLa Realの勝ち点差は3。勝ちか引き分けでEL出場を決められる一方、最終節がVillarrealはBarca、La RealはAtléticoとお互い厳しい相手で尚且つ負けるとなると勝ち点で並ばれる上に直接対決では2敗になり一気に不利な状況に。。文句なしの天王山🔥

尚、私は月曜2:30KOのこの試合をリアタイするという冒険をしました。Groguet(Villarrealサポ)のIssaさん( @groguetissa0822 )とこの試合をスペース配信しながら観、とても楽しい週明けになりました✨ Issaさん、またお願いします!

場所:Estadio de la Cerámica
主審:Gonzales Fuertes

◇着眼点

安易だけれど、中盤ダイヤモンドの4-4-2でよく試合巧者のビジャレアルに押し切られなかったねと。特にトップ下のシルバが出て行った時3枚になる中盤のせめぎ合いはどのようにして防いだのか。
後半La RealにSBを上げる攻撃が観られた。前半と何が違ったか、SBを上げても組立ては上手くいっていたか、ネガトラ等守備での脆さは露呈してなかったか観ていきたい。無理ないなら常に上げてよ!ハマりにいくな。


◇先発紹介

Villarreal、結構いつめんですかね。両SHはここのところ定位置を掴みつつある好調のチュクウェゼとコクラン。2トップ、右は負傷のジェラールに代わりロチェルソ、左はダンジュマでなくディア。
一方La Realはこの日も4-4-2。右CBはこの日もスベルディアスベルディアのどの辺りがアリツに勝っているかは私は知らない。個人的には早く中盤に戻ってほしいんだけど、4枚目のアンカーも要らないというところでCBやらされてるんだろう。

このシステムできついのは両SB。攻守にかなりの上下動が要求される。というのはハイプレスを張るLa Realは対ビルドでSBにSBをぶつけるからです...。ライン抜けられたら当然戻るわけでして...

◇交代、構築変更

*Villarreal*

’65 

①B.ディアOUT、N.ジャクソンIN

J.ピノに続く新星!★26番を背負い、チームの期待も窺える。WGもこなすらしい彼は定点型のFWでなく、ひらひらと読みづらいトリッキーな動きで意表を突く。
IssaさんによるとDFを背負ってのプレーも苦にしないという。来季の本格ブレイクに期待!

’75

エストゥピニャンOUT、A.ペドラサIN
③チュクウェゼOUT、P.アルカセルIN
②:左SBの入れ替え。③:アルカセルが2トップの一角に、ロチェルソが左SHへ。
ニャンよりペドラサは色々できて曲線的。

’81

④R.アルビオルOUT、M.ガスパールIN
⑤F.コクランOUT、M.トリゲロスIN

フォイスが右CB。トリゲロス⇔コクランは大分変っていいね。

*La Real*

後半開始

①サルドゥアOUT、ゴロサベルIN
きっこふ早々にイエローもらったサルドゥアに代えて。退場したら困るからね。
さらには1点ビハインドで彼の攻撃力に頼るという点もあります。虹を架ける大外職人サルドゥアと対照的に、中も使う柔軟な攻めでチャンスメイクする中盤のような連携による崩しが得意。

’65

②イジャラメンディOUTラフィーニャIN

二人とも攻守に良すぎた。イジャラはポジショニングで、ラフィーニャは強度もある。

’81

③ソルロスOUTヤヌザイIN

リアタイ俺<4-3-3に変えますね。恥、普通にイサクと前2枚だった

’88

④イサクOUTポルトIN

リアタイ俺<今度こそ4-3-3に変えますね。ヤヌザイと前2枚。穴があったら入りたい。

◇攻撃
 <組立て>

La Realは4バック+スビ、メリーノ、イジャラが組立て要因。Villarrealの中盤4枚は横並びなので、サルドゥア、リコは基本フリー→最終ラインのところで4対2。ここは余裕を持って保持できる。
イサクとソルロス、シルバが代わる代わるバイタルで縦パスを引き取りに来る⇔

Villarrealは前から圧を掛けて行こうというより、最終ラインは高くした上で4-4間をコンパクトにするいつもの守備。ただ、シルバと2トップが流動的に動き、交代でボールを引き出すことで守備網を動かしながら進む。縦にボールが行き来するので、バイタルで圧縮して奪いたいと思われるVillarrealはやりにくそう。

 <その他>

・4-4ライン間で受けたSBが、そこからシルバらにスクエアパス→ゴール前の混戦へ。
・CB脇から抜け出すFWを起点に、そこを追い越す選手を使ってゴール前になだれ込む。
・スビの強い縦パス→落としからの中央からの奇襲
・引いてきたFWにパスが入ったところで、距離を詰めた中盤とトライアングルでフラッシュパス


◇守備
 <組立て>

La Realはマンツーで捕まえにいく。CBには2トップを、SBにはSBを当てる。空いたSHにはボールサイドのCB又は中盤3枚の内誰かが対応。Villarrealは最終ラインからGKのルリを使った組立て、両CBは開かせる。
矢張りパレホやキャプー、ロチェルソら非常に怖い出し手がいるので当然ながら繋がれたくない。いつもの4-3-3ならシルバが前に出る4-4-2だが、この中盤ダイヤはブロック時シルバが中盤ラインに入るとあって強度が下がる。できることなら蹴らせて回収。それを可能にしていたマンツーマンが魅力。
パレホやキャプーが入れ代わり立ち代わりボールを引き取りに来る。ただ意外だったのがルリが案外蹴っていたこと。後ろで危ないなと思う場面を作られることが多々あったんだが、メリーノとイジャラ、スビがうまく分担しながら危ないところを埋めていた。

 <その他>

・チュクウェゼの仕掛け、引きつけてのパス→エリア内またはバイタルで比較的フリーで受けた選手が時間と空間を生かしてゴールに迫る。
・パレホ、ロチェルソらの対角の浮き球→ゴール前に飛び出す選手に合わせる。
この2人の出し手はグラウンダーのロングスルーもある。観てて楽しい(怖い)
・サイドの三角形の旋回でソシエダ守備を引きつけ、誰かのチャンネル抜けで穿つ。


◇選手寸評&プチ総括

大活躍/そこそこ活躍/普通/あんま良くない/悪い

*Villarreal*

G.ルリ
1対1を2本ストップ。距離の詰め方が絶妙、反応も鋭い。
一方組立てで意外と蹴っていた。もちろんひっかけるよりは100倍良いし、前線の1対1に賭けているとも取れる。

J.フォイス
時にはライン間、ハーフスペースで受け、ソシエダ守備を混乱に陥れる巧みさを見せた。そしてソルロスに当たり負けしないフィジカル。こわ
CBとしての捌きが極上だった。

パウ・トーレス

La Realの2点目の守り方(前出ちゃってイサクに背中取られる)とか、少し軽さを感じた。甘いクリアも印象悪い。いや、別に代表を叩きたいというわけではないです。

エストゥピニャン
対人と前線でのフリーランがないす。

パレホ
一発のパスが超怖い。

キャプー
巧みなボールハンドリングと身体を使う巧さで中盤で人を剥がせるタレント。59分の場面は俺はPKだと思いました。脚かかってたし

コクラン
ゴール前にナイスな飛び出し。パレホ、ロチェルソという強力なパサーがいることも大きい。3次元的に合わせてくる。
この人も実は剥がせる。当たりの強さも生かし、ゴリゴリ推進して穿つ。速さがある分キャプーより一瞬のダイナミズムがある。

チュクウェゼ
ジャックナイフのような切れ味。しっかり前に立ってもキレである程度は前進を許す。彼ならではのタッチライン際からのドリブルで何度もチャンスメイク。

(途中出場)

ジャクソン
センスしか感じない。読みづらい動きで立ち回りが強い。ポジショニングも色々細かく動いて捕まえづらい。この試合の彼の動きは定点型のFWではなかった。

*La Real*

レミー
相手のプレスを往なす極上の捌き。

スベルディア
スピード、動きにクイックさがあるディアと死のマッチアップ。危ない場面もあれば、スルーパスを間一髪カットする活躍もあった。

スビメンディ

ここに来てフルスロットル。一気にスイッチを入れる抜群の速い縦で何度も打開。彼の前にいるメリーノとシルバの連携も抜群だった。

イジャラメンディ

スピードは無いが、先んじるポジショニングで危険なスペースを埋めて守備を安定させた。

シルバ
オープンのボールを拾う独特の読みと嗅覚。拾ってからの展開や前線へのワンタッチスルー、彼ならではの奇襲。クロスもうまい。

イサク(goal : ⑥)

動き出しの鋭さ、巧さと強さでボールを収め、前線の起点に。どの試合もこれだけやってくれれば...w 先制点ありがとう。

(途中出場)

ゴロサベル (assist : ④ )
同点弾の場面、極上のアシストをありがとう。ワンタッチでよく合わせた。守備も反応速いし良い奪回が何度も。

ラフィーニャ
グリディよりグリディしてた。中盤で身体を張り、幾度となくボールを回収。技術のあるグリディって怖い、ソシエダの環境壊れてまう。

ヤヌザイ

トップのヤヌザイって何?とかってなめ腐ってたけどめちゃくちゃ背負ってて感動した。凄いよあんた。

 

最初は前2枚にしたいだけだろって蔑んでた4-4-2ですが、試合を追うごとに練度を増してきました。すげえ良い。ビジャレアル相手に嵌めて蹴らせて彼らの時間を減らし、攻めては遂にFWと中盤が本格連動して、特に連携が巧いゴロサベルが入った後は色々なところで三角形を作った。
イサクとソルロスがサイドに流れるだけでなくライン間に引いてシルバを浮かし、イジャラとメリーノは攻守に気を利かせ攻守の舵を取る。ビジャレアルがトラップ際をつぶす守備ではないので、前につける→落とす→回すのサイクルでじっくり隙を窺いながら攻められた。とりわけイジャラとスビが絡みやすい左がgood。

一緒に観ようと誘ってくれたIssaさんありがとうございました!!ビジャレアルもIssaさんも大好きです、また喋りましょうね!

【号外!🌟】~セグンダ応援隊~クラブ紹介その13 – レアル・ソシエダB編 – カタマールさんpresents!

Barcelonaご在住のカタマールさんによる連載企画「~セグンダ応援隊~」、遂に私が応援するReal Sociedad のBチーム、通称サンセの番が巡ってまいりました!!

カタマールさんはサッカー観戦ツアーも手配されているH.I.S社にお勤めの方で、SNSやWebページで広く欧州観光、スポーツのことを盛り上げておられます。

Instagramではバルセロナ市の紹介、TwitterではLa Liga2部の情報を主に取り上げておいでですので、是非お訪ねください🍵

Twitter @HISSPAINSOCCER / Instagram : @katamar_bcn1899

標題のソシエダBチームの紹介特集ですが、リンクはこちら!➷

他クラブの紹介も無論素晴らしいので是非ご覧ください(^^♪

katamarbcn1899.com

記事中で本ブログ、私のTwitterアカウントにも言及してくださっています。ご縁はカタマールさん主催のTwitterスペースでスピーカーとしてお話しさせていただいたことに端を発するものです。先輩のrealzaleakを差し置いて貴重な機会をいただき恐縮ですが、大変嬉しいです。カタマールさん、今後ともどうぞよろしくお願いします!

折角ですので、サンセことレアル・ソシエダBの選手紹介を当方でもさせていただきたいと思います。

21-22開幕時

今回紹介いただいたサンセことレアル・ソシエダBの今季(21-22)開幕当初の登録メンバーを、以下の通りニコ・ネオンライトさん(@pup_tent)がまとめてくださっています。

 

まず出身地にFocusを当てると、地元Gipzukoa出身が11/22。5割は立派ですね。

Gipzukoa出身の選手の内訳は以下の通り。地元の中の地元、Donostia生まれはうち4人。

♯13アンドニ・スビアウレ(Ordizia, 25)
♯2  アレックス・ソラ(Donostia, 22)
♯3  イマノール・エスクルディア(Lezo, 23)
♯5  アリツ・アランバリ(Azkoitia, 24)
♯4  ヨン・オラサガスティ(Donostia, 22)
♯8  アリツ・アルダソロ(Beasain, 22)
♯14ベニャ・トゥリエンテス(Beasain, 20)
♯23ルカ・サンガリDonostia, 27)
♯7  シェベル・アルカイン(Hondarribia, 24)
♯11ジュレン・ロベテ(Lezo, 21)
♯20アンデル・マルティンDonostia, 21)

 

Gipzukoa以外だと、スペイン領バスク4名、フランス領バスク1名、バスク3+1県以外のスペイン諸地域出身4名(内バスク隣接州出身2名)、仏領バスクを除く国外出身2名という顔ぶれ。

(スペインバスク

・ナバーラ県/州
♯1  ガイスカ・アジェサ(Ansoain, 21)
♯9  ヨン・カリカブル(Elizondo, 19)
♯19ハビエル・マルトン(Tudela, 22)

・アラバ県
♯6  ウルコ・ゴンサレス・デ・サラテVitoria-Gasteiz, 21)
(フレンチバスク
♯4  ジェレミー・ブラスコ(Bayonne, 23)

バスク3+1県以外のスペイン諸地域)

カディス県/アンダルシア州
♯16クリスト・ロメロ(Algeciras, 22)

サラゴサ県/アラゴン州
♯10ロベルト・ロペス(Zaragoza, 22)

ラ・リオハ県/州
♯22ダニ・ガリード(Logroño, 22)

ムルシア県/州
♯17ヘルマン・バレラ(Murcia, 20)

(スペイン国外)

スロバキア
♯18ペテル・ポコルニー(Trenčín, 21)

・フランス
♯21ナイス・ジュワラ(Bourgoin-Jallieu, 22)

※年齢はこの記事執筆ごろの2022年5月1日を基準に算出しています。

 

アトレティック・クルブが今尚誇っている純血主義を捨てた今でも、登録22名中16名がバスク7県出身ってこれは中々凄いんじゃないでしょうか!他の6名は2名がバスク7県の隣県出身(サラゴサ県、ラ・リオハ県)、2名は他クラブからのローン(G.Valera←アトレティコ、C.Romero←FCマラガ)、残り2名は補強組(Pokorny←RBザルツブルク、Djouahra←ASサンテティエンヌ)。

Juvenilからいる選手は、22名中18名。他の4名はローン組のバレラ、C.ロメロと補強組のポコルニー、ナイスのみ。他クラブのBチームとの比較というところはわからないが、満足いく数字です。

 

配置はこんな感じでしょうか。

 

21-22後半戦(冬のマーケット後)

21-22冬のマーケットでの入れ替わりを紹介します。

IN

♯3  ヨナタン・ゴメス(←Luisville City, USA、18 完全移籍 移籍金:0.91m€?)

♯25エンリケ・クレメンテ(←レアル・サラゴサ、23 今夏までのloan)

♯24ロベルト・ナバーロ(←トップチーム、20 ラフィーニャ加入に伴い降格扱い)

OUT

♯3  イマノール・エスクルディア(→レアル・ウニオン(1º RFEF))、23 今夏までのloan)

 

配置はこんな感じか。

トップチーム入りが期待される選手&個人的に期待する選手

#1 Gaizka Ayesa (GK, U-21経験有)

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約182㎝とGKにしては上背がないが、反応の速さと勇気ある1対1の飛び出しで見方を鼓舞するアクティブなGK。バディアもそうだが、上背ないGK応援したくなる。彼はU-21代表にも度々呼ばれており、能力及び期待の高さが窺える。

♯6 Urko Gonzarez de Zarate

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カタマールさんのブログへのコメントでも褒めました。笑 ビルドアップを彩る足元と退陣の強さ、速さを持ち合わせる現代型CB。まだ若いとはいえ、来季はトップでの起用を見てみたい。左CBはルノルマンの控えにパチェコが名乗りを上げた一方、右CBのエルストンドの控えは未だに中盤が本職のスベルディアが務めている。彼を育てない手はない。

#5 Aritz Arambarri

自分が観た今季(21-22)のサンセの試合では、動のウルコ、静のアランバリといった風で、隣のウルコが積極的に潰しやカバーに出たりする一方で中央を固めている印象だった。

ウルコのように分かりやすく相手を吹き飛ばすpower、鋭いフィード、速さを持っているわけではないが、読みや適切なカバーリング、ビルドアップ時の捌き、位置取りはトップの同名選手、アリツ・エルストンドを思わせる。

年齢的にそろそろという所ではあるが、ウルコとともに来季トップで機会を得てほしい選手の一人。

#3 Jonathan Gómez

今冬サンセに加入した新星。残念ながらプレーを観たことは無いのだが、La RealペーニャのメンバーであるReala NipponのMr.Kさんに話を伺ったところ、「グイグイ上がる攻撃的SB」と聞いています。
今のLa RealにはいないタイプのSBと思うし2003年生まれとまだまだ若いので、すぐ来季と言わずとも、これから多くを身に着けて長く活躍してほしい。

#4 Jon Olasagasti

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昨季はアンカーでよく観たし、トップのイジャラ然りラレアルは底の選手に4番を着させる。そんな彼が今季は一列前のインテリオールでその素質を開花。バランサー役をこなしつつ度々ゴール前への飛び出しを見せ、ここまで4得点をマーク。
国王杯レガネス戦ではLa Realイレブンの中でも傑出した活躍を見せた。攻守にハードワークし、B to Bのインテリオールとして攻めては組立てからフィニッシュワークまで、守備では球際厳しくボールを刈り取り、昨季から見せていた左足の優しいスルーパスでオヤルサバルのゴールをアシスト。
彼の受け手に心地よく届く丁寧なパスは、中村憲剛氏を想起させる。柔、剛併せ持つ彼がトップでも活躍できるレベルにあるのは既に証明済みである。

#14Beñat Turrientes

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本職はインテリオールだが、アンカーとしてもプレー可能。RLとオラサガスティがIHとして並ぶことが多かった今季、アンカーとしての出場の方が多かったかも。
適確なポジショニングと無駄のない捌きでパス攻撃を円滑に回し、線が細そうな見た目とは裏腹に守備ではタイトなタックルも見せる。

彼については下のオトラボさんの動画(11:42~)で当方の思いを紹介いただいています。トゥリ以外にも若くしてPrimeraで活躍している選手を細かい部分まで紹介くださっています。是非観よう!↓ 僭越ながら当ブログにも言及いただいております。この場を借りて「中の人」に感謝申し上げます!

www.youtube.com

#10 Roberto Lopez

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昨季はトップチーム扱いでプレーした期待のTrequartista。前を向けた時のクォリティは現段階でPrimeraに通用するものを持っている。昨季D.シルバが離脱した時に右IHの代役を期待されたが、相手の厳しいマークに仕事ができず、徐々に構想外に。。今季は2部に昇格したサンセで、アロンソの下学んだ。トゥリとともにほぼ定常的にU21代表に召集されていたことから、プレーの調子も悪くなかったものと思われる。
今季ここまで2部で27戦4G1A。彼はフィニッシュにも絡んでいける選手だと思っているし、PSGからローン加入中のラフィーニャのように、攻守あらゆる局面で輝ける中心選手になっていって欲しいと期待している。

#24 Robert Navarro

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今季前半戦、トップ扱いを勝ち取った俊英。Barcelona生まれLa Masia育ちの彼は、そのバックグラウンドに見合う繊細なタッチを武器にするアタッカー。個人的に彼がWGとして出ている時の、周囲の状況に関わらず中央に寄ってくる習性は渋滞を起こすんで嫌い。だが、彼のドリブル突破、ゴールへ向かう鋭い飛び出しは大きな武器。強いパスでもさらりと止める技術、ある程度距離があっても積極的に撃っていく姿勢も素晴らしい。

#22 Dani Garrido

創造性のRL、飛び出しとドライブのナバーロ、間受けと連携のガリード。度々言っているが、現スカッドの中で一番シルバに近いものを感じる。他にも注目株がいる中カタマールさんのブログの選手紹介に彼を推したのは、彼を他サポの方にも認知してもらいたかったからです。
大成してくれ!

#7 Xeber Alkain

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今季ここまで34戦7G4A!リズム感独特なドリブルでエリア内でもガンガン切り込むチャンスメイカー。足元の技術と、今季を観れば決定力もポルトゥに無いものを持っているといえるだろう。

#20 Ander Martín

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正直開幕当初はトップに数試合も出る選手とは思ってなかった。PSMでも特段印象なし。だが、サンセで急に攻撃的左SBとして抜擢されると攻撃面での活躍で現地ファンを騒がせるほど存在感を増し、トップチームでもここまでEL含め6試合に出場。攻守に戦う姿勢を見せ、キレも十分、あわやというミドルも放った。
今人がいないだけでLa Realの左WGはオヤル、バレネ、メルケランスと激戦区なのでどうなるかというところではあるが、今季の活躍を観ると前向きな期待が持てる。

#9 Jon Karrikaburu

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ここまで32戦10G2Aをマークし、C→B昇格1年目ながら堂々のチーム得点王。プレーエリアが広く、どこで持ってもゴールを向ける柔軟なアタッカー。ゴール前中央に張り出すタイプではない。きついマークに遭っても強くしなやかな体躯をボールとマーカーの間に入れ、ボールをうまく守る。
私よりも詳しく解説してくださっているのでご覧くださいませ↓

youngfootballer.com

#11 Julen Lobete

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今季のロベテと言えば、この写真のマジョルカ戦の決勝点ですよね。強靭な下半身をして突き進む力強いドリブル、切り返しでゴールに迫り、シュートも痛烈。両足使えるのが好印象で、Barcaとの開幕戦では左足ダイレクトでサイドネットに突き刺した。
しっかりサイドに張ったところから仕掛けてくれる。(お前に向けて言ってるんだよナバーロ!!)
タッパが無い分、どうしても大柄なDFを背負うときに突っつかれ、まともに9番として収めようとすると厳しいが、フリックを使えば9番でも全然いけると思う。
攻守に熱いメンタルも大好きです。守備もサボらない、推さない理由がない名手。


バスク料理~

大変長くなってしまいましたが、自分が知っているバスク料理をいくつか紹介して締めたいと思います。
ここで紹介する料理、キッチン用品に関しては全て下の本に、料理研究家である著者・長尾さんのバスク訪問記に記されていますので、ご関心のある方は是非手に取っていただけたらと存じます。

わたしとバスク -長尾智子さん著

ISBN : 9784838717019

 

●サガルド〈Sagardo〉(バスク版りんご酒)

私の指が映ってます、すみません。

バスク山間部で作られるりんご酒。バスク語でSagardoと言います。現地では主に食前酒などとして飲まれているらしい。りんごと聞いて飲んでまず思ったのが「酸っぱい」。ともに食卓を囲んでいた両親も同じ感想を口にしていた。見づらいがラベル下部にSIDRA NATURALと記されている。これは炭酸ガス、糖を添加したSidra Gasificadaと区別された区分けで、炭酸ガス、糖が無添加のりんご酒を指す。甘くはないがりんご本来の味を感じたい方は是非。色々飲んでみるのが良いですね。
また、りんごには細胞を傷つける活性酸素を無害化するポリフェノールやビタミンC、カリウムなどのビタミン・ミネラル、血糖値、コレステロール値を抑えるペクチンという水溶性食物繊維など身体に良い成分が含まれています。
お酒を飲みつつ健康増進、素晴らしいじゃないか!(皆、シードルを飲もう。アストゥリアスのシードルもいただきましょう。)

ピペラド〈Piperade〉

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バスク料理といえば皆さん何が思い浮かびますでしょうか。例えばサン・セバスチャンと言えばミシュラン星付きレストランが有名ですが、絶対家庭料理もおいしいです。にんにくと青唐辛子、玉ねぎ、パプリカをオリーブ油で煮て、皮を剥いたトマトと炒めた料理。仕上げに溶き卵とラブール地方中部のエスペレットの唐辛子粉をまぶして完成!
いや、聞くだけで美味そうで、書いてて腹が減ってきました。

●アショア〈Axoa〉

ピペラドと同じ炒め料理で、にんにく、青唐辛子、玉ねぎ、パプリカをとにかく細かく刻み、牛肉又は子羊の肉にローリエ(月桂樹の葉)を加えて炒め、白ワイン、塩胡椒を加えてワインの水分が飛ぶまで煮詰める。
美味そうじゃないですか? 因みにAxoaはバスク語で細かく刻んだものという意味で、そのままずばり製法を指すのだろう。

●ピルピル〈pilpil〉

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鱈をカスエラという深手のフライパンで煮る料理。オリーブ油と唐辛子、にんにくを炒める。鱈を並べてからが本番。時には火から遠ざけながら、カスエラを細かく動かす。この時のカスエラの動かし方は職人技が問われる部分と思われ、現地では誰が一番ピルピルを美味しく作れるか、競技会が開かれるほどらしい。前哨戦で喰わせてほしいですね。
ところでこのピルピルという料理名変わってますよね。これは、鱈を熱する時、火から少し離して油を細かく加えながら細かく揺すると、オリーブ油と鱈に含まれていたゼラチンが混ざり合い、白っぽいソースができるらしい。このソースが作られる時にピルピルという音がするらしい! 具材からソースができるなんて、美味しそうじゃないですか?(^^♪

バスク織(ランチョンマット等)

シンプルに線のみであしらわれたデザインのバスク織。エプロンなどにもこのデザインが用いられているものがあるらしい。このシンプルさに清々しさを感じる人は私だけでしょうか。

バスク織 || バスクを知る || La Pays BASQUE(ラ・ペイズ・バスク
●ボデガ<BODEGA>(寸胴グラス)

バスクの代表的なお酒といえば微発砲白ワインのチャコリ<Txakoli>とりんご酒のサガルド<Sagardo>。バスクではこの2種はBODEGAと呼ばれる薄手の寸胴グラスで飲むのがお決まりらしい。このグラスに少量、2-3センチだけ空気を入れながら注ぐ。空気を多分に混ぜることで酸味を和らげるらしい。
これは感情的な意見かもですが、他のワイングラスみたいにカッコつけた感じの見た目じゃなくて、そういう意味でも使いたくなるなと思いましたw ちょびちょび繰り返し注ぎながら飲めば「あの人~杯目じゃん!」て強そうに見えるしね笑

 

色々書いちゃいましたが、ソシエダBのことやギプスコア県、バスク地方のことに少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。カタマールさんのブログ、是非ご覧いただいて一緒にセグンダのチーム、そのお膝元のスペイン各地域を学んでいきましょう!

21-22 LaLiga 第31節 エルチェCF 対 レアル・ソシエダ(2022.4.10)

シーズンも佳境に入り、暫定6位。下も上も詰まっており、1試合1試合の成績で順位が入れ替わりうる状況。欧州のコンペティション出場を狙える位置につけている幸せを噛みしめつつ、終盤戦を見届けたい。

会場はElcheのホーム、Estadio Martínez Valero。選手入場を賛美歌のようなhimnoの大合唱(アカペラ)が迎える。歌詞を見てみるとこれが中々誇り高い。

エルチェの組織的な守備・攻撃に対してawayでどれだけ主体的に戦えるか。

主審:ギジェルモ・クアドラ・フェルナンデス

◇着眼点

得点力不足に耐えかねた(?)イマノルが急遽発進させた中盤ダイヤモンドの4-4-2、これが機能したのかどうか、Elcheのストロングポイントであるパス攻撃にモヒカを使ったサイド攻撃にどう対抗するか。
Elcheの攻撃を受けつつ、反撃でどのように好機を作ろうとしていたか見ていきたい。

◇先発紹介

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La Realは驚きの4-4(◇)-2。何でアリツじゃないの?私の不満はそこです。Elcheは結構よく見る並び。シーズン序盤は3バックも多かった印象ですが。


◇交代、構築変更

*Elche*
’42
①G.カリージョOUT、E.ポンセIN
FW同士。

'HT明け
②グンバウOUT、R.グティIN
CH同士。
③D.ゴンサレスOUT、G.ベルドゥIN
左CB同士。D.ゴンサレスが良くなかったのも大きいと思う。

’68
④H.パラシオスOUT、ホサンIN
右SB同士。SHで出ることの多いホサンをSBに入れ、サイド攻撃を強化。
’81
⑤マスカレルOUT、K.ペレスIN
CH同士。前寄りの特性の選手に変え、同点逆転を目指す。

*La Real*
’68
ラフィーニャOUTポルトIN
②ソルロスOUTヤヌザイIN
4-3-3に戻してポルトゥが右WG、ヤヌザイが左WG。昨季はオヤルやバレネ、メルケランスがいたんでポルトゥとヤヌはほぼ右か最前線しかやってなかった。二人とも左でも悪くないので助かってます。

’78
③シルバOUT、アイエンIN
④リコOUT、アリツIN
アリツを3バックの中央に置く5-4-1に変更。残り10分受け切ろうってか。

’85

⑤サルドゥアOUT、ゴロサベルIN

右WB同士を交代。

◇La Real保持

<組立て>

La Realのビルドアップに対し、Elcheは4-4-2ブロック。前2枚は分業制、一人がアンカーをマークし、もう片方は相方のアンカーマーク後、じわじわボールホルダーのCBに寄せていく。SBは珍しく高い位置を取る。Elcheの中盤ラインはDFライン近くとあまり出てこないので、その4枚の前の広いスペースをLa Real2CB、シルバを含む中盤4枚が使って組み立てる。中盤4枚のロンボは誰かが相手を引きつけ、その隙に他の誰かがライン間を突く。
La RealはマークがきつくないCBの持ち上がりを起点にするパターンとElche中盤ライン手前に引いてきたIHを使うパターンが主。IHに入れるとその後落としでスビメンディを使えるし、SBが高い位置を取っているのでパスコースに困らない。

Elcheは4-4間を狭くし、La RealのFW2枚+中盤3枚の使いたいスペースを消す。同点に追いついた前半32分からいつもの4バック横並びに戻ってしまったが、この時は良かった。の図👇こんな~~時代もーあーったねと~~

f:id:wesleysni:20220417115417p:plain

4バック横並びの何が困るかって、後ろは4+3で作るので、Salida後前3枚で攻めることになってしまう事。相手としては守りやすいし、サイドのパスコースが無いのでIHが詰みやすい。しんどい

 

<Salida成功後>

・引いてきたIHに入れた後、パスワークで攻める。

IHは前述のように落としでスビメンディを使ったり、高い位置にいるSBと連携ー引いてきたFWとの3角形で回したりライン間に飛び出す中盤に差したり。受けた時点でボールより前に味方が多いので、攻めにVarietionを出せる

・早めにFWに入れる

2トップなだけあり、イサク、ソルロスは3トップの中央をやってる時より相手にするDFが少ない。前者は速さとドリブル、後者は速さと強さで仕掛けた。

(’32~)

SBの上りが無いため、FWがサイド大外まで流れることが増えた。前3枚による単調な攻撃に。ビルドアップに、後ろに人数を割いてしまういつもの重たいソシエダです。はい。IHが前を向いて受けられないのがつらい。

(’68~)

いつもの形に戻し、少しは単調さが解消された。Elcheが前がかりに来る分裏のスペースが空き、特にWGへのサイドチェンジが効いた。ポルトゥの突進や流れたイサクに入れてそこを起点にする。多少雑なパスでもうまさで収めてくれる。

◇Elche保持

<組立て>

ElcheはSBを少し高い位置でタッチラインまで開く。

また、2トップが常に最前線に張るのでなく、セカンドトップ役のペレミジャは張り出さない遊撃隊。La Real2ライン間辺りで隙を窺い、後ろの味方からボールを引き出す。

La Realは4-4-2ブロックだが、いわゆる攻守分業の4-4-0ではなく、FW2枚はしっかりプレスバックをしたり、サイド大外までプレッシャーを掛けていた。

(後半)

La Realが5-3-2ブロックに引いたので、組立ては簡単に。バイタル手前にDFラインを構えるLa Real相手に、SBをガンガン上げて分厚く攻めた。フィデル、ラウールグティ、モヒカのいる左サイドの連携はとりわけ良い。

<Salida成功後>

この試合Elche何度もサイド攻撃から何度もLa Real最終ラインの裏を取った。Elcheの攻め口は以下の通り。

CB又はGK等からSBに入れる

この段階でLa RealはFWのラインを突破されている。4-4-2のLa Realは、中盤はエルチェ中盤を見るので、SBをElcheのSBにぶつける。

→SBからSHへ渡す、2トップもSHのフォローに近寄る。

La RealはSBがElcheのSB対応で出てしまっているので、CB、アンカー、IHの3枚をElcheのSH、2トップにぶつける。

→ガタガタになったLa Real最終ラインの裏に、フリーランニングで走り込む選手へのスルーパス

La Realが楔を受ける選手のトラップ際を潰しに行くのを利用し、数人で繋ぐことでSB、CBと順に釣り出し、最後は手薄になった最終ラインを長い距離のランニングで陥れる。

 

奪った後ポジトラでSHが最前線に上がり、SBの裏を取りにいくアクションも。前3枚~4枚になるので怖さがある。スビメンディがDFラインを助けるので、この速攻はしっかり防いだ。

後半、La Realが5-3-2、5-4-1にして守備の重心を下げると、速攻だと5枚を相手にすることになるので遅攻に切り替える。SBの上がりに合わせてSHを中に入れ、中を使いながら最後はアイソレートしたSH又はSBの速いクロスで仕留めに行く。

特にタイミングよく浮いてリンクマンになるペレミジャから再度に展開してクロスの流れを何度も作られた。La RealとしてはElcheの間に差した後は速いので、ペレミジャ等間に入れられた際にパスが送られそうな選手を潰しに行くとか、積極的な守備対応が欲しかった。

しかし、後ろの選手がしっかり相手前線をラインを下げ過ぎずに跳ね返し続け、バックパスに出たところをFWのプレスバックで奪回するなど、重心を下げた中でもコンパクトに守れていたのが受け切れた要因か。


◇選手寸評&プチ総括

大活躍/そこそこ活躍/普通/あんま良くない/悪い

*Elche*

バディア

反応が速い。浮き球処理は難点。puncher

パラシオス

イサクのマークを担当、ドリブルと速さに苦しんだが粘り強く対応。もう少し上がりたかっただろうなあ。
とんでもないロングスローを持っている。ゴール前中央辺りまで速い球足で届く。

エンソロコ

あんま動かず待ち構えるタイプのCBに見えた。

D.ゴンサレス

同点弾は彼のロストから。トラップが大きくなったところをソルロスに刈られ、被ショートカウンター。最後もこの男が背中をとられ、フリー気味で叩き込まれる。

モヒカ(Assist : ⑤)

追い越し注意。球足の長いロングスルーパスを成立させる迫力抜群のロングスプリント。よーいドンで千切られるので、La RealはDFから人を出さなければならない。カバーに追われる、速さのないスベルディアを度々苦しめた。
細かく繋がなくても、この人の持ち上がり一つで局面を進められるのも大きい。

マスカレル

自分が観た試合ではそんなに攻撃で輝いている印象はない。守備の細かい動き直しや素早いスペース、人への寄せがナイスだなという印象。出足が速い。スタミナもかなり。

グンバウ

守備がややフィジカル頼り感。身体をぶつけられないと躱されてしまう場面がしばしば。あんまし上がってくる印象が無い。攻撃の部分でもう少し彼の持ち味を観たい。とはいえ前半は速攻が多かったからマスカレル同様CHは目立たなかった。

テテモレンテ

身体をぶつけ、右サイドを守った。攻めても当たりの強さとキレでぐいぐい行ける。攻守に単純に優秀だった。

フィデル

足元の技術ばかり印象にあったが、オフザボールも賢い動ける司令塔。相手守備に自ら空けた風穴に楔を打ち込む敏腕アタッカー。先制点のプレアシスト(→モヒカ)は見事の一言。サルドゥア、スベルディアを手玉に取った。

後半はややトーンダウンした感。狭い所より広大なスペースに必殺のスルーパスを出す方があっているのかも。よいしょっと一振りで出すというより、ボールを左脚で少し動かし体の向きをひねった後に蹴るのが特徴的。アウトに掛けたり、色んな軌道でパスを通す。

ペレミジャ

引いてきて繋ぎ役をしたり、サイドに流れてボールを引き出したりとスペースを見つけるのがうまい。左右のキックの精度があり、リンクマンとして有能。守備も走力あるし、プレッシャーのかけ方も巧い。
フィニッシュの部分ではあまり絡めなかった。ボックスストライカー感は無いしなあ。

ギドカリージョ( Goal : ②)

先制点(1タッチゴール)のニア寄りへの斜めの入り方とそこから右脚でファーに流し込むフィニッシュは技前。

(途中出場)

エキシエル ポンセ

人一倍走る守備と、体格こそ恵まれないが果敢に身体を張り、ポストワークをする姿が胸を打つ。ボールを呼び込むランニングも良い。

G.ベルドゥ

しっかり寄せる守備対応が好感。あのごつさで結構速い。

ラウール グティ

味方を助けるポジショニングが光る。La Realがブロックの重心を下げたため、この人のパスワークが生きた。パスを循環させる力は今日出たCHの誰よりもあると思う。レギュラーでいいじゃん。

ホサン

サイド突破の切り札。SBできるんか。まあWBやってるしできるか。彼の仕掛けは一人では止められずアシスト未遂有。
守備も悪目立ちとかはなかった。

キケ ペレス

彼も動きながら差しにくる中盤かと。ラウールグティのように相手守備を外せる選手。パスの球種もいくつかもってそう。

*La Real*

レミー

流石のキック。失点はあれは取れない。

サルドゥア

守備の人への強さ、流石です。サルドゥアじゃないとブロック、1対1危ないなという場面がちらほら。彼も無骨なタイプだが、左のリコよりは全然組立ていける。はっきり言うと二人ともうまくない。

22分にクリアボールを拾って右隅に強烈なミドル。

スベルディア

失点時の対応、バタバタ。アシストを決めたモヒカの方を見ていなかった事もあり、スルーパスを自分の内側に通されるという悲しい事態を招いた。密着マークができないならゴールへのカットインを断つしかないだろ!

一方良い縦パスを通したり、逆サイドが空いたタイミングでルノルマンに渡したりと、ここ最近攻撃が凄く良くなった。守備は及第点を越えない、動き過ぎ。

ルノルマン

トラップとキックは上手いんだけど、相手を外す持ち方ができず、相手守備を動かせないためギャップを生めない。そのため持ち上がっても相手をずらせず周りがマークびっしりなので怖さが無い。その他が良いのでぶっ叩く気にはなれない。
88分のPKまがい、手癖が悪い。後ろから掴み倒しているように見えた。いつか退場するぞ

ディエゴリコ

SBとしては破格ってぐらいの身体の強さが攻守に生きる。巧さはないが孤立してもキープ力あるし、守備対応も粘り強い。残念なのは持った時のアイデアが乏しく、殆ど突進するか最前線に放り込むしかない点。アイエンだったら中盤と連携している場面でそうなのでそこは落胆。
ただ、ドリブルで剥がすことができるので、そこはルノルマンより上。

スビメンディ

敢えて消されていた感はあるが、CB→CBに振った隙とかもっと受けられるかなという場面はあった。

すぐさま縦に入れるための前に止めるトラップが流石です。守備対応は今一つ。カバーリングはスペースを潰して欲しい。

ラフィーニャ

運びが流石。メリーノがいることで守備負担は軽減された分高い位置を取れ、シルバとともに攻撃を活性化。

メリーノ

ファイヤー気味のソシエダ守備を救う1対1の強さ。低い位置から正確なロングフィードを蹴れるのが良い。

シルバ(Assist : ③、④)

同点弾をアシスト。マーカー手前、ソルロス奥という状況でマーク(D.ゴンサレス)を超える素晴らしい軌道で上げ、ゴンサレスに競らせなかった。勝ち越し弾のアシストもこの人。CKも上手いんだね。もっと蹴ってくれ、正直オヤルより良いと思う。イサクが決めてればアシスト3つ。

縦パスを受ける巧さがずば抜けてるし、この試合はエリア内でも自ら仕掛ける怖さがあった。

イサク

2トップかつチーム全体が前がかりなため、相手にするDFがいつもより少なくドリブルが生きる。ドリブルと間受けは本当に優秀、でもフィニッシュのところ頑張ってくださいよ...

2段モーションという反則を繰り出し、イエローを貰う失態を犯すイサクさん↓

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ソルロス( Goal : ②)

攻守に力強さを見せた。17分はメリーノの裏への一本のパスに抜け、PKを獲得。パラシオス並みに速くてタックルにも屈しない強さでエリア内深くまで運んだ。

この試合はポストプレー後のパスも丁度良く、いつものようにマイナス方向に出ずに、楔を受けては左右の足でイサクや上がってきたSBに丁度いいスルーパスを供給。アシストがついてもおかしくない場面が幾つもあった。

同点弾はこの人のカットから。勝ち越し弾もこの人がポケットのところでダブルダッチで突破し折り返し好機を作り勝ち得たCKから。

個人的MOM。

(途中出場)

ヤヌザイ

流石のキープ力。守備もかなりタイトにこなした。成長。

ポルト

綺麗なラインブレイクを数本見られた。押し込みたい相手に、彼のような守備で働け、攻めては推進力を見せるアタッカーは非常に有効。

アイエン

タイトなマークは復帰後も健在。

ゴロサベル

彼特有の軽い守備対応が。

アリツ

守備の出足の速さが最高。一気にボール、人に詰め、ボールを相手が手懐ける前に自分の間合いに持っていく。

 

組織的な守備、攻撃を見せるElche相手に戦いを支配したとはとても言えないが、前半SBを高い位置に上げて攻撃的に戦っていた内に勝ち越せたのは大きかった。2点取るまでのSBの攻撃参加によるIHやFWのサポートが多彩な攻撃を生んだ。外が生きれば中も空いてくる。そこをシルバやラフィーニャが彩る攻撃は面白い。4-3-3でも他の形でも、もっとSBに高い位置を取らせるということを普段からして欲しい。4バック横並びのビルドアップは後ろに重たくないですかね。

守備面では、La Realのブロックを引いて作るまでの人基準の守備は動かされると穴ができる。その弱みを連動で突いてきたのが流石。2-1にした後重心を下げ、裏を取られてひっくり返される回数は目に見えて減った。それでもサイドを度々食い破られたが、フィニッシャーのカリージョが下がったのが幸運だった。

勝利が何より大事だけど、引いてカウンターに走らず、ボールを握って攻めさせない、ぐらいの戦いが観たいですけどね。いつからかリードしたら引くのが当たり前になってしまった。決してマドリー戦、ELライプツィヒ戦だけじゃないですね。今年は守備の年って感じがする。チームの今の調子からしてこれがベターって判断なんだろうが、ボールポゼッションにも挑んで欲しいです。

LaLiga SmartBank 第24節 レアル・ソシエダB対FCカルタヘナ (2022.1.24)

カルタヘナムルシア州の沿岸都市なんすね。ライプツィヒ戦が観た過ぎて契約したwowow、解約前にサンセの試合も観ておこう。ガラガラのアノエタ客席が寂しいです笑

降格圏から抜け出せない苦しい戦いが続くが、チームの良い所、悪い所が少しでもわかれば。

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◇先発紹介

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*Sanse*

豪華だなあああ(#^^#)堪らん。てかこの先発イレブンの中でトップデビューしてないのってスビアウレとブラスコだけ?と思うと凄いな...

ブラスコはフランス生まれだけど、バイヨンヌ/バイオナ(ラブール/ラプルディ県)なんでバスク生まれですね!

*FC Cartagena*

俄かなんでルベン カストロしか知らないっす。。もう一人二人覚えれたら良いな。


◇交代、構築変更

*Sanse*

’68

①ロベテOUTカリカブルIN

②バレラOUT、ナイスIN

9番、右WGを交代。

’74

③RLOUT、C.ロメロIN

ロメロは左SB、マルティンが一列上がって左WG、右IHにナバーロ。

’81

④R.ナバーロOUT、L.サンガリIN

⑤トゥリエンテスOUT、マグナセライアIN

アンカーがオラサガ、右IHがサンガリ、左IHがマグナ。

*FC Cartagena*

’68

①R.カストロOUT、A.オルトゥーニョIN

②ガジャルOUT、岡崎IN

岡崎は左SH、オルトゥーニョが9番の位置に。

’79

③テヘラOUT、S.クリストフォロIN

CHを入替え。

’87

④デブラシスOUT、R.ボアテングIN

⑤ダウダOUT、B.カジャルガIN

ボアテングがトップ下、ガジャルガが左SH。岡崎が右SHに移る。

 

◇攻撃

Cartagenaは4-2-3-1の形のまま守る感じ。いつかの日本代表で観たような。

Sanseのビルドアップ、4バック+アンカーで作りに行くところはトップと同じ。違うのはCBが主に配球を担うところ。相手が前1枚なんで比較的自由があるとは言えかなり持ち上がる。優位なところからどんどん運んじゃおうという積極性を感じる。

また、パスを回すテンポがトップよりギア2、3段は速い。タッチも少なく、CBからの縦パスから一気にWGが前を向いて受ける形まで持っていく。

(’30過ぎぐらい)

攻撃が強引に感じた。PA付近まで迫るが、狭く守る相手の4バックを崩せない。攻めが中央に寄りすぎかなと思う。コンビネーションで何とか崩そうとしているがDFの目線を外せず、ゴール前へのパスは通らない。ナバーロ、バレラの両WGがSBの上りがなくとも中央に詰めてきてしまうのが残念だった。相手としては幅が無いので守りやすい。

◇守備

Cartagenaはボールを奪うと2CBが大きくペナ幅いっぱいぐらいに開き、SBを上げる。テヘラが下がり目、ボディヘルは少し前より。または右SBのデルマスを上げ、カジャルを内に入れて3-2-4-1のようにする。組立ては大体バスケスに持たせて、ここから2CH+デブラシスへの縦パス、もしくはキックでサイドや前線に振る。SanseはRLをロベテの隣に出しても2:3で不利を食うためか後ろ3枚にアタックにいかない。


◇選手寸評&所感

大活躍/そこそこ活躍/普通/あんま良くない/悪い

*Sanse*

スビアウレ

キック上手い!後半全然ボールが奪えなくて鬼のようにシュートを浴びたが、大抵弾いた。

J.ブラスコ

守備良いけど簡単に蹴りすぎ。繋ぎはそこまでうまくない。

ウルコ

凄い。前方にスペースを見るやグイグイ持ち上がり、ロングフィードは弾道の高低使い分けるしグラウンダーもずばっと差す。往なしはプレッシャーがきつくなかった分わからんが、縦パスの差しっぷりならパチェコに匹敵。

だけど、パス引っ掛ける回数も多かったなあ。一か八か通らばみてえなパスで残念な失い方でした。

アランバリ

よく動くウルコと対照的に最後尾を固めた。アロンソに言われているのか自分で持ち運ぶ意識が良い。

A.マルティン(assist : ⑥)

まじかってぐらいグイグイ上がる。組立てではトゥリエンテスの脇に立ち、偽SBとして関与。GKーDFの間に強気に入れる高速グラウンダークロスだいすこ

ただ、最後の失点絡んだロストで台無しです。

トゥリエンテス

相手トップ下のデブラシスを引きつけておく役目。マンマークつかれててもこの人は両足のダイレクトで組立てに加われる。

この試合最も得点の匂いがしたのはこの人の左脚のセンタリング。速いボールと鋭いカーブで相手CBの頭を超えて奥の味方に合わせるボールが光った。

RL(goal : ①)

見事な同点弾。ウルコ→マルティンへのロングボールに呼応し、一気にPA内中央→左に斜めに走って虚を突きダイレクトで得点。

組立てに絡みたいのか前でトップ下をやりたいのか不明瞭な感じだった。組立てに絡む時敵のアタックに気づかず失うのも良くない。意外と見えてない。

オラサガスティ

序盤は無限にライン間で受ける働き。中盤になるとマークがきつくなり、相手の接近に気づかずトラップ際を刈られる場面も目立った。

ただ、パスを受けてから探す場面が目立ち、攻撃を淀ませることがあった。相手のチェックも良かったけど。

G.バレラ

速くて強いので一人でゴリゴリ運べる。助かる。途中までサイドで良い突破を見せていたが、次第に渋滞してる中央よりでプレーするようになったのが残念。

R.ナバーロ

外に張れよ!タッチ上手いのは分かった分かった。悪い意味で中央に渋滞を起こした。

ゴール前で2度チャンスを迎えたが決められず。どちらか決めて欲しかった。

J.ロベテ

どういうボールを貰いたいのかはっきりしなく、あまりゴール前で受けられなかった。引いてきてよく組立てに関与してくれたが、相手守備に脅威を与えるって面では前で仕事がしたい。

ただ彼らしく最後までよく走ってくれた。ポルトゥのように勝利を目指すメンタルが人一倍強いように見える。

(途中出場)

カリカブル

奪われた後自分ですぐ奪い返しにいくのが良い。

ロメロ

1点が欲しい展開で、前へ前へって気持ちを見せた。

ナイス

至宝。タッチが細かく相手が飛び込めない。必殺のダブルダッチ。周りが見えていて抜いた後のクロスも良い線いく。守備もしっかり戻ってくれる。

サンガリ

短い。特徴掴めず。

マグナセライア

オフザボールの動きが良い。足元の技術は今一つだが、動き出しが速く、よくボールに絡む。顔を出す位置も良い。これからが楽しみ。

 

 

*FC Cartagena*

マルティネス

前半終了間際、ナバーロの至近距離からのシュートを詰めてナイスストップ。

デルマス(assist : ③)

速い。最後よく上がってマルティンから奪って決勝点をアシスト。はあ...

アルカラ

組立ては隣のバスケスにお任せ。たまにこの人が持ち上がったり前線に蹴ったり。守備は人に強くて危なげない。

バスケス

ビルドアップの起点。中盤より目立っていたまである。

デラベジャ

堅実派。あまり上がらない。デルマスが上がるので右肩上がり。

ボディヘル

渋い。テヘラと位置を入替えながら繋ぎに徹する。体格に恵まれ競り合いが強い。

テヘラ

このチームの心臓。大きな展開も良い。

カジャル(assist : ⑥)

10番って感じのレフティー。溜めとスルーパス

アシストはRL→アランバリの糞みたいなパスミスをさらってのもの。

デブラシス

ひたすら間で受けてはシンプルに叩いて前に出る。終始動き続け、チームの攻撃を回した。色々なところに顔を出す姿は元AJAXのファンデベークを彷彿。

ハメド ダウダ(goal : ⑬)

加速とクイックネスが素晴らしい典型的ウィンガー。かなりはがせる。左足も巧い。

ルベン カストロ(goal : ⑬)

ほんとに40なのか?ポジションとるのが速いわ動きも速いわで掴まえられない。テクがあるのでサイドに流れても生きる。

オシャレなパスでチャンスメイクする姿はトッティのよう。

(途中出場)

オルトゥーニョ

ゴール前で良いポジションを取り危険な存在に。競り合いも強くて危険だった。

岡崎

スペースに走り味方のパスを引き出す、流石です。元気だった。

S.クリストフォロ

あんま観れなかった、すんません

R.ボアテング

強さを見せた。

B.カジャルガ

あんま観れなかった、すんませんその2

 

先発イレブンを見ると、ポテンシャルをfullに発揮してくれればかなりボールを握れそうなもんですが、そうはいかない辺りセグンダのレベルの高さを感じます(´・ω・`)

トゥリエンテスを消された時にビルドアップがぎこちなくなってしまって、トップのようにサリーダラポルビアーナでアンカーをDFラインに落とすとか、ブラスコを中央に寄せてマルティンを上げて左肩上がりにするとか、工夫が欲しかったなあと思います。

前が受ける準備していなくてもウルコが差しに行くとか、少し強引に見えました。

 

あと思ったのは調子が90分続かない事。幅をとりながらうまく回せる時間もあれば、WGが中に詰めてきて勝手に渋滞してしまう事もあったり、セカンドボールが拾えなくて押し込まれることもあり...

この試合はカルタヘナが強かったこともありますが、不安定で強引な辺りがこの順位にいる由縁なのかなと、、バタバタして見える辺りが若いチームだなという気持ちはあり、昨季までゲームキャプテンを務めていたペチャロマンの離脱は大きいのかなと。

ただ、Sanseの選手が今後のキャリアのためを思うと、何とか残留できるよう頑張って欲しい!今後は試合を観られませんが、日本から勝利を祈ろうと思います。

21-22 LaLiga第29節 セビージャFC対レアル・ソシエダ(2022.3.20)

※この観戦メモですが、このぐらいのボリュームに抑えて書いていこうかと思います。また、時間が取れない時は毎節の更新は断念しようかと思いますm(__)m 読書したり、他チームの試合を観る時間が欲しいためです。

いつも2回目を録画再生し、一時停止を繰り返しながら書いていました。時間がかかる上、何度止めて観てもピッチで起こっていることを説明しきれなかったり費やした時間の割に大したこと書けない事に嫌気が差していました。自分が甲斐性がないのかもですが、止めてまた再生すると段々作業感がましてきて好きな観戦が辛くなってきます...。これからは完璧を目指さずとも、止めずに観て、頭の中に残ったことをぽつぽつ書いていこうかと思います。いつか見る目が鍛えられたら、両チームの戦い方を詳述することを再度試みようかと思います。勉強になる本、サイトとかあったらどなたか教えてください。笑

また、これからMundo Deportivo、Marca、Notica de Gipuzkoaなどを読んで得た情報で自分がためになるなと思ったものを紹介したりしたいなと考えています。結構面白い情報や知らなかった情報が転がってますので。

 

雨天のサンチェス・ピスファンでの一戦。前回対戦は0-0のドロー。週中のトレーニングで前十字靭帯断裂というどえらい大怪我を負ってしまったオヤルサバルの離脱がでかすぎますが、EL出場を目指すためには1ポイントでも多く勝ち点を積み上げたい。

対するセビージャもめちゃくちゃ負傷者多し。以下両チーム主な負傷離脱者。

Sevilla:フェルナンデス、レキク、D.カルロス、スソ、パプゴメス、ラキティッチ

La Realモンレアル、アイエン、バレネチェア、オヤルサバル、C.フェルナンデス

 

◇着眼点

この試合珍しくリアタイしました!Beticoのきの君、Groguet(Villarrealサポ)のissaさんと話しながらワイワイ観て、ここ最近にしては内容も悪くなかったので楽しく観れました。

気になったのは以下の2つ。

①Sevilla守備の網の張り方の上手さ。

特にLa Realがボール出しに成功した後、そこから先がほとんど封じられていた。どんな守り方をしていたか、(シルバ投入前の)La Realとしては打開する道は無かったか気にして観ていきたい。

②シルバ投入後の打開の向上

シルバが具体的にどのように関わることでSevilla守備を攻略していたか自分なりに明かしたい。


◇先発紹介

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◇交代、構築変更

*Sevilla*

’HT明け

①#11ムニルOUT、#8ジョルダンIN

’59

②#22マルシャルOUT、#9エンネシリIN

’67

③#9テカティーOUT、#7E.ラメラIN

④#21O.トーレスOUT、#10ラキティッチIN

ラメラは右SHに入り、オカンポスが左SHに移る。

’80

⑤#18T.ディレイニーOUT、#2モンティエルIN

ラメラがトップ下に移ったかな。

*La Real*

’HT明け

①サルドゥアOUT、ゴロサベルIN

’63

ラフィーニャOUT、シルバIN

③メリーノOUT、グリディIN

’75

ポルトOUT、イサクIN

’86

ヤヌザイOUT、A.マルティンIN

 


◇攻撃

基本戦術ラフィーニャ。彼がキープ、運ぶ内に周りが上がる。セビージャはそこまで前からのプレスの圧力が強くないので、ラフィーニャのところまで繋ぐことはできる。この試合はソルロスが最前線に張るだけでなくて、ハーフレーンのライン間で一列飛ばすパスを受けたり、繋ぎに貢献してくれていた。そこそこチャンスを作った。

(後半)

セビージャが人基準の守備に変えて如実に攻撃が停滞した。大幅にDFラインを高くし、パスの受け手を2-3人でトラップ後すぐに囲めるような構え。ボールへのプレッシャーもばっちりかかり、全く前進できないソシエダ。。

(シルバ投入後)

1人で膠着を打開する圧倒的センス。Groguet(ビジャレアルサポ)のissaさんの言う、「相手の目線、身体の向きを変えるパス」で守備網を攻略。レーンまで変えて相手守備の目を広げ、自らはギャップで受け直す。シルバの投入でセビージャゴールに迫れ、勝利に近いドローに持ち込めた。


◇守備

前半はあまり前に人数を掛けてこないセビージャに対してコンパクトにして上手く守った。

(後半)

後ろから上がってくるSB、CB(クンデ)に対して対応が後手になり、仕方なくずるずるラインを下げ守勢に回った。ソシエダの悪いところが速い段階でDFラインを下げて自陣に引き込み、受けに回ってしまうところ。クリアボールを拾われて波状攻撃を喰らったり、ボールを回収してもそこから出ていけないのでハーフコートゲームを展開される。


◇印象に残った選手、感想

A.ソルロス

goalこそ”7番をつけた誰か”の足にブロックされて取れなかったが、色々なところに顔を出し、いつもの電柱スタイルから脱却して我々をいい意味で驚かせた。ただゴール数が少ないので、CFDEZも直に復帰するだろう状況でほぼ買取OP行使は無いとみて間違いないだろう。

グリディ

相方のシルバがボールを引き出してくれるので、ビルドアップに縛られずピッチを動き回る彼本来のスタイルで躍動。ゴールまでがっつり上がってゴール前までしっかり戻る、おかえりグリディ。皆大好きチーム随一のダイナモ

J.クンデ

上がりがほんま怖い。あれだけ守れてあんなに攻めれるのはお手上げ。シルバが入ってなかったら彼の上りから決められていたような気がする。

グデリ

正直ここまで攻撃性能が高いとは思ってなかった。背筋の伸びたドリブルで危なげなく持ち上がり、綺麗に配球。もうCBで良いんじゃ?

 

負けなかったのは評価したいが、試合の流れを変えられたのがシルバだったというところに複雑さを覚える。ソシエダには11人で強いチームであって欲しいと思っているので、彼クラスのクラックに頼らずともチームプレイで流れを引き寄せられるチームになって欲しい。

21-22 LaLiga第28節 レアル・ソシエダ対RCDマジョルカ(2022.3.2)

久保選手のおかげでwowowでも放送!解説はJリーグ黎明期のベルマーレ等で活躍した野口幸司さん。前回対戦はロベテの劇的決勝点でアノエタが湧いた思い出の一戦です。敵地Son Moixでもあの頃の勢いを🔥

↓試合前に刺客に狙われるイサクww このマスコット"Dimonio"に関して、悪魔はそれ無しにマジョルカ島の祭りは無いってぐらいの存在らしい。Txurdinより強そう。

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◇雑感

大体ブログを2回目見返して書いてるんですが、そういう時は1回目観た時のざっくりの印象をここに書いて、何でそうなってたんだろうってのを一つポイントにしたいと思います。

塩試合に見えた。中盤~前線に良い形でパスが入らなくて攻めの足掛かりが作れず攻撃のスイッチが入らない。マジョルカ守備のどこが良かったのか、ソシエダ攻撃の何が悪かったのか、2回目観ることで少しでも分かればなあと。野口さん頼んだ!(他力)

マジョルカの攻撃は外からが多かったので、アタッカーの質が高くて怖いとはいえ中と抜かれた後をケアすれば何とかって印象でした。

 

◇先発紹介

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*Mallorca*

面子の揃い具合昇格組感ないっす。GKにはPSGから夏までのローンでセルヒオリコ。ナバスとドンナルンマいるPSGでは知らんが実力は折り紙つき。 結構色々動いてくるであろうダニロドに良い形でボールを入れさせないよう気を付けたい。自分でも仕掛けられるし周りとの連携も良いイメージ。 A.サンチェスはあまり観たことが無いのでこの試合で特徴を知りたい。マジョルカ島、地元生まれの24歳、10番背負ってるし期待大きそう。

*La Real*

3日前のOsasuna戦からGKのレミーロとDF4人、IHのシルバ、メリーノは連戦先発。アンカーと3トップは先発入替え。トップに負傷者が多くて、ベンチの12人中6人がサンセ(Bチーム)の選手、内訳は#31A.ソラ、#35J.ロベテ、#37N.ジュワラ、#39J.ゴメス、#46オラサガスティ、#47A.マルティン。背番号の基準がよく分からん。前節Bチーム登録の選手が3人出てたけど、両翼の位置で先発したナイスとマルティンのパフォーマンスが攻守にかなり良くて驚いた。戦力になってるのが凄い。


◇交代、構築変更

*Mallorca*

’67

①#23アマトOUT、#34ハビ ジャブレスIN

②#8S.セビージャOUT、#11M.ホッペIN

4-2-3-1→4-4-2。ダニロドがCHに落ち、J.ジャブレスが左SH、M.ホッペがムリキと並んで2トップ。

’70

③#17久保建英OUT、#19イ・ガンインIN

右SHを入替え。

’79

④#10A.サンチェスOUT、#12I.ババIN

⑤#15マフェオOUT、#2G.ゴンサレスIN

CH、右SBを入替え。基本マフェオが出てるイメージでG.ゴンサレスさん初めて観ます。ウルグアイの名門ペニャロールから今冬フリー移籍で加入。知らないわけだ。

*La Real*

’HT明け

ゲバラOUT、スビメンディIN

アンカーを入れ替え。ゲバラは判断が遅いなと感じる場面が多かった。相手守備が間に合ってしまう。

’70

②アリツOUT、A.ソラIN

ポルトOUT、N.ジュワラIN

右SB、右SHを入替え。アリツは連戦だったしコンディションに気を遣った良い交代だと思う。ポルトゥは前半から長い距離を走っていたのとOsasuna戦で輝いたナイスへの期待もあるんじゃなかろうか。

’79

④ゴロサベルOUTスベルディアIN

スベルディアは右SBに入り、ソラが左SBに移る。WOWOW解説の野口さんはソラとナイスの右サイドの守備に安定感が無かったための修正と解釈。確かに2点リードする展開で中のスペースを消すように立ち振る舞うスベルディアの方が向いてる感じがした。

’85

⑤メリーノOUT、イジャラメンディIN

左IHを入替え。

 


◇攻撃

Mallorcaはダニロドがムリキに並ぶ4-4-2ブロックで、前2枚は片方がCBへの寄せ、もう片方がアンカーのゲバラのチェックを担当。

中盤4枚はゾーンではなく人基準。中2枚(CH)がそれぞれIHのシルバメリーノをマーク。両SHはIH又はSBを見る中間ポジション。SBがWGをチェック。

La Realは嚙み合わせ上中々組立てで中盤を使えない。CBの1枚が浮くので持ち上がりを使えそうに見えるが、Mallorca前2枚のこの動きへの反応が速く、持ち上がろうとするCBにゲバラのマークを捨てて献身的に駆けつけてくる。La RealとしてはSBを上げてCBに開かせればいいじゃんと思うんだけど... SBが近いせいでMallorcaSHも近いんで、下手すればSH、FWに挟まれてしまう。持ち上がったCBが失うリスクを恐れているのか、SBが上がることで相手ブロックをコンパクトにするのを嫌っているのか。

ボール出しが巧く行っていたのは以下の2パターン。

・中盤に引いたソルロスに入れる

ゲバラをDFラインに退かせ、SBを上げてMallorca中盤4枚を下げる。WGが中に入るので、IHとWGがうまく連動できれば中央でボールを受けやすくする。

また、立ち上がりのところ、奪った後裏への一本のパスでの速攻を狙った。マジョルカSBの裏、CBの脇から3トップの誰かが一本のパスから抜け出しを狙う。出し手受け手が1stチョイスとしてやってるように見えるので、試合前のミーティングとかで言われている感じですね

(後半)

ムリキの疲れとホッペの緩さでLa Realは余裕を持って中央からの組立てができた。逆にMallorcaは守備の時間が増えてしまった。


◇守備

La RealはMallorcaが最終ラインで持つときはMallorca2CHにIHを当て、マンツーマン気味に前から嵌めに行く。結構イーブンのロングボールを蹴らせることに成功していた。外される場面もあったが、その際はDF陣が前進を食い止め、プレス隊が帰陣。

Mallorcaの組立てはCB,CH2枚が中心。SBは高めの位置を取るので、CB→SBにグラウンダーで出すには少し遠い。SBや前線にロングボールに入れて、落としやセカンドボールを拾って受ける。崩しもCBとCHを除いた6人が攻め込む。

ダニロドリゲスが流動的に動くので特に右サイドの久保が中を使えていた。アマトは突破力を買われているからか右大外に張って勝負することが多かった。が、アリツに加え、カバーにルノルマンがいるので右を崩し切るのは難しかった。

(後半)

ホッペを入れた後、SBの位置を下げ、外から組立て、La Realブロックの外側からクロス→長身の前2枚で仕留めるというアプローチに徹した。正直機能したとは言い難く、ブロックの間に差さないのでLa Realはブロックを下げる事で十分対応できた。


◇選手寸評&所感

大活躍/そこそこ活躍/普通/あんま良くない/悪い

*Mallorca*

セルヒオ・リコ

良いセービングがあったが、足元いまいちな印象を受けた。

マフェオ

速い。結構上がるSBだが戻りの速さでカバー。シンプルに優秀。

バリエント

裏を取られるのを恐れてか、守る位置が低いのが気になった。ソシエダの前線にスペースを与えた。

ライージョ

右のバリエントもだが、パス捌きがかなりセーフティーで怖さが無かった。捌く位置も低く、La Realプレス隊に蹴らされる場面が多かった。。

オリバン

しっかり守備で戻りながら、何度もサイドを駆け上がりタフネスを見せた。アマトがあんまり外を回る彼を気にしていなかったのが可哀想だった。

A.サンチェス

基本的に低い位置で構えていて攻撃参加は限定的。後半鋭い運ぶドリブルで持ち上がり、前線にボールを届けた。長いパスで攻撃を組み立てるのが得意にも見えないし、高い位置でプレーした方が持前のテクニックが生きて良いんじゃないかと思った。一方守備ではスピードと予測を生かしてDFラインの裏までカバーした。

S.セビージャ

流石の配球。A.サンチェス同様、もう少し攻撃の時上がっても良いんじゃないかと。

久保 建英

クイックな仕掛けとガツガツいく守備。ソシエダが結構人数を掛けて守ったので、最終ラインを崩すには至らなかった。

ダニ・ロドリゲス

プレス、プレスバックと攻撃以外にもかなりの働き。攻撃面で色気のあるプレーはない代わりに受けると叩いてすぐまた出ていく。攻守のリンクマンである彼がMallorcaのトランジションの強度の高いサッカーを支えている

守備では鬼の二度追い三度追い。ゲバラもCBもチェックするスーパーな働き。

アマト

あんまりボールに寄ってこず、絡めなかった。大外から鋭い仕掛けを見せたが、アリツに止められるかルノルマンのカバーが間に合うかでチャンスメイクできず。速さと巧さは観た。

ムリキ

後半攻守にエネルギーが落ち、特に守備ではプレスが機能せず、アンカーを経由するビルドアップを赦した。疲れが見えた。

(途中出場)

ジャブレス

テクニックを見せたが、2トップへのクロスが攻め手の大味な4-4-2と化したマジョルカでは少々浮いた存在だった。細かく繋ぐサッカーのが生きそう。

ホッペ

良く動いていたのが見えたが、クロスが合わなかった。攻めが分かりやすくなってしまっていたし。

イガンイン

高い位置で受ける事があまりなかったのでそんなに怖さが無かった。フィジカル強そうだからゴリゴリ来た方が怖そう。キックは上手いけど。

ババ

捌きほんと上手くなったなあ。然しこの時間でババ、ミドルによる一発を期待したのとサンチェスが相当疲れていたということなんかね。

G.ゴンサレス

目立った印象は受けなかったが、ぎこちなくもなかった。マフェオは鉄板かもだが、頑張って欲しい。

*La Real*

レミー

このところ安定感抜群で文句ないです。ボール出しも流石。

エルストンド

いるだけで守備とボール出しに安定を生む。速さではアマトに敵わないが、ぶち抜かれてもドリブルでボールを大きく離せばルノルマンのカバーが間に合うし、ほぼ読み勝っていて危なげなかった。

ルノルマン

ビルドアップで工夫が無いのはご愛嬌。隣のアリツに助けられた。逆に守備では広いカバー範囲で皆を助けた。ムリキにも簡単にはやらせない強さ。

パチェコ

いつもよりはビルドで貢献できず。全体で前から捕まえにくるマジョルカ守備が素晴らしい。

ゴロサベル

思ったより久保にやられなかった。この人の1対1の強さは日によってまちまちです。

ゲバラ

球離れが悪かったり、相手が受け手に寄せてきているタイミングでパスを出すなど判断が良くない場面がちらほら。また、相手の嫌な位置で受けられず捌きにもあまり余裕が無かった。スビとイジャラの調子が良いので頑張って喰らいついて欲しい。

シルバ (goal : ①)

硬直した状況下で値千金の先制点。ダイアゴナルランでゴール前中央の密集に突っかけるワンツーだったが、中央にいたオヤルサバルの背中側を使うアイデアと、メリーノのダイレクトでの返し、シルバのトラップの精度のすべてが良くて綺麗に繋がった。最前線に右はポルトゥ、左寄りにはソルロス、その外にゴロサベルと人数を掛けていたのでDFを横に割ることが出来ていた。

メリーノ(goal : ③,assist : ③)

1G1Aの活躍。この人の空中戦の強さほんますこ。先制点を生んだアシストも、膠着した展開をこじあけるのが針の穴を通すラストパスだったことで嬉しくなった。

ポルト

アリツがそこまで上がらないのもあって、この試合は主に繋ぎを担った。ゴール前での精度はポルトゥって感じ。

オヤルサバル

マフェオに止められる場面も多かったが、積極的な仕掛けがチームを押し上げた。抉って良いクロスをうったけど飛び込む選手がいなかった。

守備では戻ってゴロサベルを助けた。

ソルロス

今まで中央にどしっと構えていることが多かったが、この試合は外に流れてプレーすることが多かった。相手DFが中央に固まらないのが大きい。Mallorcaはソルロスの空けた中央に外や後ろから入ってくる小兵アタッカーを掴まえ辛そうだった。また、流れて動きながら受ける事で、後ろからのボールを受ける回数が増えた。脚とテクがある分このスタイルも良いと思う。相変わらずパスが正直すぎて引っ掛けられるのが残念。

(途中出場)

スビメンディ

自分の絡まないところでボール出しをさせる時のマークの引き付け方がゲバラより巧いなと思った。勿論コーチ陣の刷り込みがあったかもしれんが。自分が少し離れてMallorca前2枚に長い距離を走らせることで、CBの持ち上がりを引き出した。

A.ソラ

守備で他の味方から浮いてる時があって、守備の網を広げないポジショニングを身につけて欲しいなと思った。変な位置で捏ねて引っ掛けるときもあったし何か奔放だった。

ナイス

Osasuna戦に引き続き良い縦突破を見せた。守備も精力的にこなした。

スベルディア

ソラと比べるとやはり守備でのポジショニングと安定感はうわ手と感じる。

イジャラ

短いが確実に出番増えてるべな。IHならグリディじゃないんだね。

 

Mallorcaの前半はLa Realのビルドを、キーマンの両IHを厳しくマークすることで阻害し、苦し紛れに繋いだところを中盤で奪ってショートカウンターという狙いが成功していた。

窮屈な展開からもこじ開けたメリーノ+シルバのタレントに感謝。そこまでマークがきつくなかったにも関わらず組立てで十分な働きが出来なかった4バックのところはもっとアグレッシブに取り組んで欲しい。プレー選びが消極的だし、位置取りも静的。

Mallorcaは追いかける展開でFW2枚へのクロスゲーを選択したが、前半の攻撃の方が怖かった。 A.サンチェス、ジャブレスと技が光るカードを切れる分、彼らが生きるような、流動的な形も観てみたい。組合せ次第で色んな戦い方ができそう。