【2023年夏 移籍市場クローズ後】記者会見🎙 / ロベルト・オラベSD (2023.9.4)

2023年夏の移籍市場閉幕後の標題の日時において、ロベルト・オラベSDによる記者会見が行われました。その様子を拾える範囲で、本記事に残します。

YouTubeのクラブ公式チャンネルの会見動画を観て自分なりに訳した内容に加え、補足として動画では割愛されているコメントを含めてまとめたものである、Noticias de Gipuzkoa社の記事を訳した内容を併せて綴ります。現地報道各社の、取材対象の熱量まで伝えてくれる行き届いた記事提供には頭が下がります<(_ _)>
其々のリンクを以下に添付します。

YouTube会見動画

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冒頭挨拶

初めに、6月限りでのLa Real退団を決意した選手達、加えて各々の目的を胸に今夏のloan移籍を決心した選手達に感謝の意を表します。昨シーズンチームが残した成績への貢献、結果という面に留まらず、チームの成長、団結をもたらした重要な貢献にクラブSDの私並びにアペリバイ会長から感謝を申し上げます。

⦿La Realの目標

(質疑応答に移る前に、)クラブの目的は、多大な困難を含む環境に置かれている我々のモデルをより強固なものにする事、独自のアイデンティティーでもあるモデルを持続可能なものとする事です。
現在私達は、欧州のコンペティションという舞台に出るという難易度の高い目標の達成を自然なものとして成し遂げられています。繰り返し欧州の舞台に出て行くには、当然毎年リーグで好成績を挙げていかねばなりません。今、CLという最大の影響を有する舞台への挑戦に注力するのに良いタイミングを迎えています。どの様な方法で高い競争力を保ち続けられるかは、アペリ会長が言う様に、月曜から金曜まで、どの様にトレーニングを積めるかに因っています。目標に向けて(日々の努力を)続けていく事が大切です。

今夏移籍市場について

⦿総括コメント

今夏の移籍市場という局面はとても長く、それ故多くの事が起こった。これまでは規格外の選手であるダビド(・シルバ)の存在込みでスカッド構成を決めていました。そして彼は(ご存知の通り)クラブの選手ではない。(彼の引退を受け、)私はクラブの三本柱(:アペリ会長・SD(自分)・イマノル監督)が主に関与する今夏の移籍市場を、長い上に、責任重大な局面であると捉えました。今夏の移籍市場におけるLa Realの動きにかかる責任は大きい。スカッド構成については、三本柱の合意があり、地元選手を含み、経理担当者は給与面をウォッチした上で進めなければならない。

今夏の移籍市場について、エリック(・ブレトス / 採用ユニット[Unidad de Reclutamiento del fútbol profesional]の部門長)と大いに協力して事を進めた。彼と、他の同ユニットの面々が、アペリ会長、イマノル監督とやり取りを交わしつつ今夏の選手加入(補強)の為に果たしてくれた献身に感謝する。(彼ら採用ユニットの仕事の中には、)毎週日曜日にクラブ幹部の判断材料になるレポートを用意してくれる、等のものがある。彼らの仕事の結果、選手スカッドがバランスが取れ、整理され、色々な状況に対処できるもの(:昨季終了時点で我々が追い求めていた要素を満たすスカッド)となった。スカッドを構成する選手達は各コンペティションを戦う上で必要なタスクを熟せる面々である。

こうして組まれたトップチームのスカッドを構成するのは、24名+育成過程の終盤にある2名:ガイスカ(・アジェサ)、パブロ(・マリン)である。また、loan移籍で出た者が2名いる(←来期以降のloan backが濃厚なR.ナバーロとA.ソラ?)。若いスカッドだが競争力があり、契約面は強固。
1月、2月にはアジア、アフリカでナショナルチームの国際大会がある。我々は(トップチームの選手に不足がある場合、)いつもSanse(Bチーム)を頼る。そのSanseもサイクルの変遷により若返りを伴うスカッドの刷新があった。15名が抜け、10名が下部カテゴリから昇格、4名の新加入(I.カマラ、J.アランブル、M.ゴティ、B.フィアベマ)があった。14名の新顔に加え、10名の昨季からの残留したメンバーがいる。彼らは必要に応じてトップチームの力になってくれる面々。
今季は、CLという要求レベルが最大級のコンペティションに我々がどう立ち向かうか、同舞台への出場が我々にどのような影響を及ぼすかという面でとても重要なシーズン。La RealがLa Realであり続けるために、そして前へ進むために。期待を抱き、また精力的にシーズンに臨む。

⦿移籍市場における契約の特長について

全ての選手契約の可能性は、最終日、殆どそのラスト15分になるまで固まり切らない。これはクラブ、選手、その周囲の思惑に左右される為であり、比較的容易に決まる時とそうならない場合がある。
最終日に交わされる契約の全てに言えるのが、どれも最終日に着手されたものではないという事。最善の選択を導出する為、全関係者に注意を向けて事を進める必要がある。

⦿買取OPの付帯、その有無について

改善を求めていた点について、状況を改善できた事に満足している。これまでクラブのアイデンティティーとチームスカッドの構想について話してきた。

その一方でクラブは予算面、補強に要する費用面をウォッチし、給与体系に一貫性を持たせなければならない。CLに出場するからという理由で(これらの点において)過ちは犯さず、全ての事に責任を果たせるよう人事を執り行う。
ポテンシャルが並外れた3名(A.ソラ、R.ナバーロ、J.カリカブル)をloan移籍で出した。これは彼ら3名の成長を期すオペレーションである。ソラとナバーロは買取OPが付帯せず、カリカブルは買取OP及び買戻しOPが付帯している。
(loan移籍により)獲得した2名について、A.シルバは買取OPが付帯し、K.ティアニーは買取OPが付帯しない。彼ら新加入の2名は、今夏やって来てLa Realというクラブを肌で感じ、我々に今までなかったものをもたらしてくれる。

⦿D.リコの放出(Getafeへの買取義務付帯のloan移籍)

ディエゴに対し、昨季+この度の移籍が決まるまでのプロセスに至るまでに渡り、我々は感謝する必要がある。常にベストなものを我々にもたらしてくれた。

⦿A.ソラ、R.ナバーロについて

並外れたポテンシャルを誇る2名。我々は彼らが自身のクオリティーを高め続けていく事を望む。

⦿J.カリカブルについて

将来彼がチームスカッドの一員でいられるよう、育成/成長プロセスの一環としてのloan移籍である。(このようなloan移籍は)La Realが頻繁に活用するアプローチである。我々は選手達が自身の成長に、プレー時間 / 刺激 / 各々の目標  を必要とすると理解している。それがイマノル監督及び我々全員の考え/狙い。私達はヨン(・カリカブル)が出場時間を得る事を希望している。彼は日々周囲の色々な人々の話に耳を傾ける必要がある。大切なことは、ヨンが試合をプレーする事であり、1部という高レベルな環境に身を置く事。私達は、これからも更にヨンと共にあり、サポートし続けていく事を望む。2年のloan移籍を経た後、買取OPの2択が発生する。La Realは買戻しOPを行使する事ができる。
私達はヨンにとってベストとなるよう考えており、彼に付き添い、気に掛けて応対していきたい。

⦿R.ナバーロについて

(恐らく契約更新合意に至らなかった事について、)選手は自身の事を考えるもの。ロベルトのタレント、クオリティーに疑いを持つ者はいない。我々が考えていかなければいけない事は彼のポテンシャルを伸ばす最良の方法を探る事。(カディスCFへのloan移籍について、)全員が納得した上で、決断した。

⦿A.スルロットについて

私達は(外部に)見えない形で事を進めることは無い。選手にとって、あらゆる騒音から離れて考える事が、最終的な決断を容易にする。こう言って選手はどこでプレーしたいと望むか決断する。アレックスはビジャレアルCFでプレーしたいと決心した。他に理由を探す必要はない。La Realで過ごしてくれた事、チームにもたらしてくれたものに感謝し、彼の決断を尊重しなければならない。我々は彼に(移籍の)オファーを出した。アレックスが移籍先を決断した。

⦿K.ティアニーについて

KT(ティアニー)はloan移籍による加入だが、ラフィーニャ(・アルカンタラ)、テオ(・エルナンデス)、マルティン(・ウーデゴール)のように、我々が一時的でなく、(来季以降も)チームの一員となって欲しいと望む選手。現状という観点ではそこへの到達が難しい選手達がいる。

チームスカッドは、成熟を続け、完成形(理想の形)に近づき、信頼に足るものになっていかなければならない。我々の誘いに対して「yes」と言ってくれた選手がいた場合、loan移籍であれ完全移籍であれ、自分を熱望したクラブへの加入に同意してくれているという事。loan移籍に係る条件がどうであれ(買取OPが付帯していなくとも)、我々の力になってくれる事に相違ない。

⦿残留してくれた選手達について

自分達の居場所が依然La Realにあると決断してくれた選手達。「自分の場所はLa Realにある」と語ってくれる選手が増えている。感謝すべき事だし、La Realのプロジェクトがどういうものかという事を示してくれている。彼らのそうした思いはクラブ外にいる選手に伝わる。是非La Realに来てください。
私達が経験できる中で最も素晴らしいことは、選手達が確信を持ってLa Realの一員であり続けたいと願ってくれる事です

⦿A.シルバについて

私達はサディクやオヤルサバルが負ったような大怪我からの回復プロセスに付き添い、注意して対処しています。選手全員の周りに(スタッフが)いるという事です。(選手達にとって)良い時期から、回復プロセス(:良いパフォーマンスの発揮を選手に要求した時、その者が不必要なプレッシャーに晒されない状態に至る迄)の様な辛い時期まで。

(記者の皆さんも知っている様に、)La Realは自分達が立てた計画に沿って物事を進め、時間を掛けて問題解決を導出しようとする組織。私達は  健康維持 / コンディションレベルの維持 / 3つのコンペティションを戦っていく事  を考慮し、(サディクやオヤルサバルの調子が上がり切らないかもしれない)8月のみでなく、今季全体をスパンとしてFWのポジションに補強が必要だと考えた。その中、アンドレ接触する好機を得て、条件面等の交渉を進めた。アレックス(・スルロット)を尊敬しているが、(現状La Realにとって)アンドレはアレックスより優れたFW。彼は我々を助ける選手として加入した。私達は、イマノルが用いる各フォーメーション(:4-4-3、4-4-2、3-5-2)でプレーできるスカッドを構成する必要があった。イマノルは選手達の調子、離脱者、加えて相手チームの事を考慮して戦い方を決める。多数の戦術オプションを持てた事はLa Realの進化/発展によるもの。
全ては計画に沿って、タイミングを見極めて進められる。
→それら全てのプロセスが、より万全で、補完性が高く、成長の余地[←名高い選手を集めるのではなく]があるスカッドを構成する為に行われる。
新加入選手がどのようなパフォーマンスを発揮してくれるかは後になって分かる。今私達が取り組む事は、全選手に其々仕事を果たして貰う事。そして各選手のマネージング。これは容易な事ではなく、此処にイマノルの偉大な仕事が為される。

⦿A.オドリオソラについて

私達に競争をもたらしてくれる選手。このような、選手達を成長させる良い競争を確立していきたい。アルバロはかむての在籍時より、とても経験豊富な選手になり、クオリティも大変向上している。彼の再入団を歓迎する。どのような選手起用になるかはイマノルが決める。彼が来てくれて満足している。そして、A.ソラのloan移籍という運びにも、彼の成長が見込めるという理由で満足するもの。

⦿昨季Sanse所属選手の登用について

我々はウルコ、U.マレーロ、J.A.オラサガスティの3名に、P.マリン、G.アジェサを加えた5名をトップチームの活動に加えている。我々はそれこそがLa Realであり続けるという事だと信じている。そのような(カンテラを重用する)チームとしてCLの舞台に出るという野心を持っていなければならない。多くの人々がクラブに夢を抱き、アイデンティティーを感じられる様な決断をクラブが選んで下していく、という別の野心もある。当然La Realは成長し、高レベルの競争力を持ち、野心を抱き続け、欧州の舞台、そしてCLに出られる順位でシーズンを終えられるよう前へ進む。(強敵揃いのCLに出られるという事は、)究極のモチベーションになる。

⦿サウジアラビアサッカー界について

彼らは資金面で選手の関心を集めている。移籍していく選手達は自身の責任を果たさんとし、新天地での挑戦にワクワクしている様子だ。私達は既存の選手達がLa Realの一員であり続けたいと願ってくれるよう、彼らにプラスとなるものをもたらしていく必要がある。ここ数カ月で多くの変化があった。サウジアラビアは、英国以上にサッカー界に投資を行う国となった。PSG以上に。3日前無かったものなのに、急遽状況が一変した様にある選手に関心が寄せられるという事もあり得る。
我々は彼らの動向を認識し、準備し、そこからより良い対応を追求していく。

⦿GKについて

La RealのGKというポジションの持続可能性が話題に上がる時、Zubieta出身選手を輩出しようと取り組み続けるという私達の決断が参照される。
ウナイ(・マレーロ)はここ数年進歩を見せていて、Sanseで良いプレーをしている。我々は彼を信頼している。
我々はLa Realであり続けたい。そして、長期的に決断を下さなければならない事を分かっている。アレックス(・レミーロ)はクラブの期待を背負い、成長を遂げた。その一方、我々はZubietaで育つカンテラーノ達に余地を与えなければならない。私達は、アレックス、ウナイ、ガイスカ、(アイトール・)フラガのプレーヤーとしての能力に満足している。
競争がある事は理解しているが、ウナイには、私達はLa RealのGKを張って貰う事を要求せねばならない。これがLa Realの歴史に基づくアプローチ。

⦿U.マレーロが(昨季スビアウレが着けた)13番を着けなかったのは何故か

かつてスビメンディが39番を着けてCartujaで熱狂的なゴールセレブレーションを見舞った。(トップチームに帯同する選手でも26番以上を着けて貰う事は)マネジメントの一環であり、彼も理解してくれている。ウナイはG.アジェサ、P.マリンと共に100%トップチームのトレーニングに励んでいる。LaLigaが我々にそのような管理プロセスを強いる事を話すタイミングですね。

⦿給与体系について

会長が明言しているが、バランスが取れたものになっている。限界を探っているが、今後数年間も持続可能的な数字になっていなければならない。そのようにやり繰りしていく事が生き続ける道。会長は結果を追求する為、経済面の重要さを強調している。そして毎年決算の内容を公表している。

その他

⦿今季CLでの戦いについて

優勝経験のあるインテルベンフィカらと同組で戦える事に、最大級にワクワクしている。競争心が一新されるような感覚を覚える。
私達はGLでの各試合を通じて学び続ける。ザルツブルクとの対戦は、既に(ライプツィヒ戦を通じて)対戦した事のある(RBグループの)プロジェクトと自分達の現状との比較ができる良い機会。インテルベンフィカについて、この様な事を言うのは私が初めてかもしれませんが、La Realの様にかつて低迷を経験しているクラブです。
どの対戦も待ち切れません。非常に厳しいグループですが、何も諦めるものはありません。例えば3位に入ってELに回る等様々な可能性がありますが、近くにいる(クラブスタッフの)エリックとも(可能性については)何の話もしていない。私達はこのコンペティションを戦える事こそが大きな好機とみなしており、できるだけ遠くまで辿り着く、長く戦い続ける事が我々の目標です。

⦿リーグ戦について

LaLigaはとてもレベルが高いコンペティション。スペインは、選手育成にプロジェクトを持つ、優れた選手の産地となっている国。LaLigaは第一線を走るコンペティションであり続ける。

⦿2003年のCL出場当時について

当時、我々はユベントスアルバセテとの対戦(CLとリーグ戦)をどのように両立させるべきか理解していなかった。CLに全力を注いだ。我々は準備できておらず、また、成熟を欠いていた。持続可能なチームではなく、CLとリーグ戦を両立させて挑めるチームでは無かった。私達を欧州の舞台に導いてくれるのはリーグ戦の成績である。当然、週2度試合を戦う中で自然なパフォーマンスを発揮できるかどうかは懸念点。
私達は学び続け、マスターした存在となる。私達は信頼に足るチームになり、CLの舞台に再び出るのに長い時間を必要としない事のないクラブになりたい。私の経験上、CLに高頻度で出場を重ねていく事がLa Realを広く認知され、競争力の高いクラブに変えていくと信じている。(そのような)レアル・ソシエダでありたい。

⦿D.シルバについて

ダビドの大きな怪我、その後の引退決意は、クラブがどのポジションに投資を行うか、という方針に影響を及ぼした。彼は代えの効かない、サッカー界で最高の選手の1人です。彼の後釜探しは、存在し得ないが故に全員が苦心した。私達が追求していたのは、"(後釜の選手に)私達が何を要求するか、どんなプレーを望んでいるか、監督の要求は..."。これらを踏まえて、現在、そして将来にわたって活躍を期待する選手として、既存の戦力に加え、ザハリャンを獲得した。
タケはシルバの後釜になりうる選手だが、私達はまた別の役割を期待している。
(←個人的解釈だが、"8番"的に時には組立てにも加わったシルバに対し、タケにクラブはより前方での仕事を期待しているのかもしれない...)

⦿昨季も続出した負傷離脱について

アイエン、リコなど似たような負傷を抱える選手が出た。私達がすべき事は、負傷の分析に努め、その結果分かる事から方針を追求していく事。8月、9月と短期短期で乗り切っていけばそれで良いというものではなく、私達は(シーズンが終了する)5月まで辿り着きたい。恐れは何も抱いていません。トレーニング場であるZubietaに顔を出す都度、選手達がどれ程トレーニングに励んでいるか分かる。
私達は経済面/アイデンティティー面がしっかりしており、月曜から金曜まで最高でいられるチームを作ろうと計画している。

⦿M.メリーノの契約更新について

考慮すべき事項がある。私を最も落ち着かせてくれるのは、選手達が責任を持って取り組んでくれている姿を見られる時である。La Realは未来のスカッドを形成し続けていく。未来は(当然)ミケルにも他の選手達にも訪れる。移籍市場がクローズした後、契約延長交渉がどうなっていくかは未明だが、チームの理想形を追求し続ける。私達は落ち着いて事にあたっている。ミケルは大変魅力的な選手で、我々の最も重要な選手の1人。彼はLa Realに落ち着いて在籍してくれている。彼がLa Realに居続けてくれるものと解釈している。

⦿アイエンについて

以前のサイクルを終え、チームの要求を満たしてくれるレギュラーメンバーの一員として彼と共に歩んでいく新たなサイクルが始まった。アイエンはクラブのあらゆる要求を満たしてくれる選手。

⦿久保について

(2年目で新加入選手ではないので、)彼との契約の子細には触れない。彼がLa Realにいてくれる事を大変嬉しく思います。

⦿代表(ナショナルチーム)招集について

最新のプレリストでは、La Realから12名の招集候補者がリストアップされていた。タケ、H.トラオレ、ティアニー...更に多くの選手達が招集に応じた場合に備え、予め手を打ち、落ち着いて対処しなければならない事を想像してみて下さい。一方、我々はビッグクラブが獲得に関心を示しうる選手を多く抱えてもいる。私達は、大変豪華で、よく整理、組織されたスカッドを構成した。そして我々の選手全員がLa Realに居続けたいと思ってくれている。

あとがき

移籍市場で一喜一憂した自分ですが、このオラベSDの話を追うと、心のもやもやが殆ど100%晴れました。これまで自分の頭に渦巻いていた疑念は以下。

・トッププロスペクトと思っていたカリカブルを手放す気なんだろうか...。
・ソルロス(スルロット)にオファーは出していたんかな。。

前者は感謝の言葉で言及を締め括ったリコに対し、濃厚にカリカを成長させるプロセスとしてのloan移籍である事を明言してくれていました。後者については「出していた。」と明言。
私がこのクラブを疑念を抱かずに追い続けられるのは一貫性を持ったクラブ運営のおかげです<(_ _)>  三本柱を成す3名のみならず、選手同様日々クラブの為にハードワークをしてくれているスタッフ全員にも感謝の意を表します。
強い弱いの前に、取り組みに信頼、好感が持てるこのクラブが大好きです。