ロベルト・オラベ(SD/La Real) インタビュー by La Voz de Galicia

La Realの3本柱(会長/SD/監督)の一角、ロベルト・オラベSDをLa Voz de GaliciaのXurxo Fernández氏が直撃取材⚡
チームの補強や目標について語った内容は時々目にしてきましたが、自身の経歴、考えについてじっくり語るものは私はあまり見てこなかったので、記事を通じて知った事をブログに残して自分の覚書とすると共に皆さんにも共有しようと思った次第です。

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取材担当記者:Xurxo Fernández Fernández氏

◎自身(R.オラベ)の経歴について
1967年バスク州都・Vitoria-Gasteiz生まれ。
※以下、オラベさんが語った内容ですので、基本主語は彼と考えてください。

 

◎インタビュー回答

・選手時代について

ユース選手時代にプロクラブの育成指導を受ける事はできなかった。
(現役最後のクラブとなった)La Realに入団した時、クラブとの唯一の繋がり:
自分のアイドルが同ポジション(GK)の L. アルコナーダ[La Realで2度のリーグ優勝、国王杯を1度優勝したレジェンド〕だった事ぐらい。

 

・指導者への転身

(現役時代)La Realの練習でチームメイトの動きを観察していると、特段優れた選手達には見えないが、試合になると並外れた競争力を発揮する事などが関心を惹いた。
現役を退いた時、直ぐにLa Realのjuvenil de División de Honor(Juve A)の監督に就任する事ができたので、現役引退と同時にサッカー界から去らずに済んだ。
Juve Aを指揮し始めた(指導者キャリアが始まった)頃から、自分なりの「取り組み方、視点」を築き、磨き上げ始めた。

 

・指導者/SD時代

毎年、選手を17人も新たに契約し、チームの目標についても多くの変化を強いられるチームにも在籍してきた。
→その事をあまり「快適」とは感じられなかった。
「タレントの育成」を目標に掲げるチームでは、最もチームと一体感を持つ事ができた。

中東、南米でも働く機会を得て、異なる社会を見てきた。
→このことから自身にそれまでに無かった知見(*)を得た。
*La Realに戻った時、既存のモデルを筋道立てて理解し直し、エリートレベルに求められる次元へ昇華させるのに役立った。

 

・La Real SD時代 (第Ⅱ期)

当時J.アペリバイ会長が、アギレチェ, ベルガラ, アンソテギ, X.プリエトといった、セグンダ降格からEL/CLまで経験してきた歴戦のベテラン達からの世代交代と路線変更を同時進行させていく事を検討していたことが、自分の最初のチャンスだった。

(4つの軸:サイクル変遷)

チームのサイクルが移り変わる際、以下の4つの軸に留意する事が大切と考えている。
①"アイデンティティー"モデルを有効活用する。
②モデルのマネージメントがもたらす好機を理解する。
③育成モデルに手を加え、現代化させる。
④プレーモデルをより深く掘り下げる。

エゴという部分をマネージメントする事が大きな挑戦。
ファン、提携クラブに関する理解、誰も2%以上の保有分を持っていない株式会社の特異性に関する理解...etc が必要。

また、着任当初、採用(リクルート)ユニットの改編に着手が必要だった。トップダウン方式→常に皆で話し合いうように方針を変えた。
+外部から見て貰う事が、我々のアイデンティティーをより信用できるよう促し、また我々のモデルの不完全な点を是正できると理解している。

 

・La Realのチームコンセプト

Zubietaでは地域(Gipuzkoa?)出身者:県外出身者の比率を80%:20%にするというコンセプトがある。
→「排外的なクラブ」ではなく、「包括的クラブ」という方針を掲げている。
Gipuzkoa
協同組合員的性格が目立つ社会/政治環境に覆われた地域。
また、la cuadrilla(友人グループ)、la sociedad gastronómica(美食俱楽部)といった社会的集まりがある。責任感が強く、約束を守り、努力する人達がいる地域。

(Gipuzkoaという特有の地域に根ざしたモデルによりチーム作りを行っているので、)我々のプロジェクトをコピー&ペーストして外部の組織に適用する事は不可能。

 

・育成環境について

UDアルメリアに在籍していた時、Juvenilチームの選手達に、夜10:45に練習するのは良くないと理解してもらう事が難しかった。
←彼らは学校に行っていたのではなく、海や農園で働き、結構な金額を稼いでいた。
→彼らに午後7時に練習してもらうのは困難だった...

Gipuzkoaでは非常に独特な競争力を持つ社会が、人々に闘争心をもたらしている。
チームに加わって直ぐ、異なる視点を植え付けようとした。
→トップチームに結び付く大きなパフォーマンスの余地を創り出す、育成ユニットに比重を置いた組織図を組もうと試みた。

B,Cチームのようなユースカテゴリの為ではなく、トップチームが求めている要素を念頭に置いて、選手を観察している。60%の選手達をユース出身者で構成したく、Gipuzkoa県外からもLa Realに選手を連れて来る。
(県外から連れて来た選手でも、)ユースで3年過ごした者はユース出身者の一員
La Real以上に「包括的」と言えるクラブは存在し得ないと考えている。
(他クラブより遅いタイミングの)12歳の時に最年少カテゴリのInfantil Txikiに入団してくる選手は、それまでは提携クラブで育成指導を受けており、彼らは我々に注視される存在になりたいと主体的に願い、私達のセレクションを受けに来る。
選手達のLa Realへの著しい「信頼」のレベルの高さ→選手達自身の「約束を守る/責任感」のレベルの高さにも繋がっている。

私の狙いは、各カテゴリチームに関することより寧ろ、"選手の成長"を徹底的に追及する事にあった。
←私達は「(エリートレベルの)サッカー選手」の育成を行っているから。

ここまでの取組みの結果には満足しているが、エリートレベルにあるトップチームの要求はとても高度なものなので、前進し続ける。

 

・ユース選手周りの環境

La RealのJuve Aを率いていた時、選手達との両親との距離は、「遠い程良い。」と考えていた。雑音は取り除きたく、不安や心配からは隠れておきたかった。
But 育成
費用のみでなく、選手達の周りにもたらされうる時間及び環境(:家族、学業関連、社会...etc)とも結び付いているもの。
←その環境こそが育成プロセスというピラミッドの土台
(ピラミッドの頂点は選手としての能力から成る。)
→若者とは、適切な判断より誤った判断をおかしてしまいがちなので、育成プロセスには「安定性」が必要不可欠。
(ex:外からユース選手を獲得する時、)2年契約で連れてきた場合、2年という期間は育成プロセスにとって短過ぎる。

→私達は「環境という土台」にも多くのリソースを割かなければならない。
選手達の周りには両親や代理人がいる。
私個人としては、12歳の子供達が代理人を持つことが道徳的であるとは思わない。
←その年代のサッカー選手をプロとして扱っているから。
(プロを目指すユース選手にとってZubietaが最高の環境と信じている為、条件等を交えた他チームへの移籍の話は不要と考えての発言?)

12歳の選手が代理人を持つ事については、道徳という観点で上のように述べたが、選手達の家族及び代理人といった、選手を取り巻く人々と良い関係が築けるよう、必要な事をする。クラブ側との対話を聞き入れる姿勢を示す家族と距離を置く事はできない。
→(育成プロセス/子供達を取り巻く)両親に向けて、我々の取り組みが
①何(どういうもの)で、②どのように行っており、③何故行うのか という事を理解してもらう為、それなりの時間を掛ける。

 

・選手育成に関する現在のレギュレーションについて

多くの改善点があるので、全クラブで分析に当たらなければいけない。スペイン国内ではライセンス(〔I〕Infantil, 〔C〕Cadete, 〔J〕Juvenil〔A〕Aficionado...の事?)が尊重されている。
カンテラの選手達がクラブで6-7年過ごし、ライセンス期間を満了すると、育成元クラブに利益を残さずに他のクラブへ移籍する事が可能となる。
スペインサッカー界は自己中心主義且つアグレッシブに選手のやり取りが成されている。
カンテラの選手達の権利とクラブの義務を育成プロセスの中で調和させる事が必要。

La Realは、(必要な移籍交渉では)移籍先クラブとwin-winの移籍契約(売却)を提案する。トップチームに到達した時 or その後の移籍があった場合、移籍金の~%をLa Realが受け取るオプションが付帯させる...などの工夫をしている。
←最低限できることで、特別なことではない。
寛容さが必要で、慎重に相手と話を進める必要がある。

 

・ユース指導者などについて

コーチ達はJuve Aを指導する事を考えてInfantilを指導する為に入団する者はいない。
直近の約10年間、第一段階(13-17歳;Infantil Txiki~Juve B)を指導する指導者の内、60%は且つて教職員だった経験を持つ者だ。
コーチ資格に加え、教員資格を持っている者を優先する。

育成プロセスの各段階で、子供達(選手)が向き合う事になる特定のケースの数々でうまくやれるよう助けられる専門家が指導者(コーチ)になる事を望んでいる。

 

・主な支出について

直近の約10年間、La Realはスタジアムの改修に8,000万€を投じ、またスカッド補強のために移籍マーケットにも出て行く事ができた。加えて、以後Zubietaの改修に3,000万€を投資する予定だ。

トップチームに到達する選手の育成に要する金額を知っているので、我々はユースの選手達がトップチームに到達できるよう最大限手を尽くす。
直近3年間で、トップチームではユース出身選手が30人デビューを果たした。また、ユース選手は平均して11年間クラブに在籍し続ける。
育成に費用が掛かる事は承知している。
But 毎シーズン一人のユース選手をトップチームに昇格させていくという難題に挑みたい。
→全ての世代に代表的な選手がいなければならない。以下の事は残念。
・1998年生まれ〔A.アランバリ(現La Real B)、U.ベイガ(現Unionistas CF)らの代〕の中から主だった選手を未だ輩出できていない事。
・近年GKを輩出できていない事。

提携クラブを対象に150万€を支出する。我々のアイデンティティーに関する支出であり、提携先の選手の優先獲得権に対する支出ではない。
←その権利は法的根拠を持たない無効なもの(つまり提携クラブであっても選手がLa Realにやって来るのは選手自身と合意した場合のみ?)だから。

価格が推移する資産価値に対してでなく、文化と伝統にこそ投資している
そのように出資するリスクの事を考慮する事はせず、クラブを取り巻く”家族”が私達を信頼し、それに応えていくよう動く。

我々が"勝利"したと言えるのは「モデルがうまく稼働する事」であり、欧州(EL/CL)でプレーする事のみを指すものではない。
クラブのプロジェクトの成功は、今日のトップチームでは、LaLigaで来季CLに出場できる順位につけている事にも表れている。

 

・イマノル監督の重要性について

彼は絶対的な重要人物。選手としてSanse、トップチームを経験している。つまり、周囲に、「La Realでプレーするレベルに達していない」という理由でクラブを去らなければならない者を見てきた人物である。現役引退後、クラブに戻って来てJuvenilとSanseの監督を務めた。
シーズン終了後、Sanseの監督に戻るという条件付きでトップチームの監督を緊急人事で務める「謙虚さ」を持っている。(→17-18シーズン終盤に成績不振のエウセビオから引き継いだ件か)その事でイマノルはさらに信頼/確実性を得た他、競技を別の視点から見る事ができるようになった。全てがプロセスの一部。

2018年、クラブはプレーモデルに変化を加えようとしていた。パスを繋ぐスタイルへと。その為にはトランジション、ハイラインのブロックを敷く守備、高い位置での守備などの”ツール”が必要だった。

私達がスタッフに求めるものは「名前/名声」でなく「プロフィール」である。
イマノルを形成したのは、彼の身に起こって来た事の積み重ねである。例えば、今日ではサンティアゴ・ベルナベウにいてもよく知られた人物になった。
彼がLa Realから例えばリバプールFCであったり、彼の気を惹くチームを指揮するのがいつになるかは分からない。と言ったのも、彼はいずれビッグクラブを率いる事ができるようになる人物だからだ。そこでも若くて優秀な選手を求めていく筈。

このプロジェクトはとても特別なもの。文化的重要性が大きく、全員が信用している

コンペティションの成績とモデルのあり方の関係について

Gipuzkoa県は人口70万人、出生者数は5,000人/年と小規模の地域なので、80:20(アカデミー出身者:その他)の割合を掲げ続けられるかどうかは分からない。いつの日か変えなければいけない日が来るかもしれないが、必要な時には意識的に変えなければいけない。
成功は単なる結果ではなく、プロセスに基づくものであって欲しい。モデルの勝利であって、EL/CLに出る事自体ではない。
例え敗戦するとしても、私達が育てた選手がベルナベウでプレーしても緊張しない。
勝てない時は確実に来るし、EL/CLに出られない順位でシーズンを終える事もあり得るからだ。
常に、自分達の取り組み方が満足できるものでなければいけない。
サッカーを通じて、La Realの選手やファン...の心を動かさなければいけない。そしてスタジアムでチームが起こす事に誇りを感じて貰いたい。それが本当に重要なものだと認識して貰えるよう願っている。

 

・La RealのSD着任時の変革について

願っていたようにクラブを変えていく事は難しく、変化を良い流れで行えるよう、自分のやり方を調節する必要があった。私がもたらした変革は抵抗、拒絶という反応を生み、新しくおこなおうとしているものが役に立つ事である事を分かってもらう必要があった
サッカーは同じような考えを持つ者が多くいるので、変化を起こす事は難しい。また、移行はスムーズに進まず安定性を欠く。

9つの育成ユニットを構成し、組織全体で上から下まで横断性を持たせたい。仕事は下から上に上がってくるものという事を皆がより意識するように。
私達にとって、Sanseとトップチームでは、あり方に変化はない。選手に寄り添い、人間性を良いものにしていく事が必要。選手達は積極的に関わる事、自分が行っている事の重要性を理解する事が必要。
プロジェクトは月曜から日曜日まで休みなく毎日続いていくもの、そして周りに良い人物が多いほど成長できる。サッカー界では、自分の肩に手を置いて「間違っているぞ」と告げてくれる人物が周囲にいる事の大切さをもっと評価/噛みしめるべき
そのような人物なしには進化は生まれない。所謂「友情ごっこ」のようなイエスマンばかりの組織体質でクラブ運営を進めてはいけない。皆の見識に基づいて進めなければ。

 

・サッカーの競技としての進化に対応した選手育成

素質としての能力は重要なもの。この界隈では、好む好まないに関わらず、トップスピードが抜群に速い人物は大変な価値があると見られている。
私は、特定の能力のみに注目するより、総合的に見ることが重要であると考えている。
私は176㎝と上背の高さに恵まれないGKだった。15m前の位置でプレーするようアドバイスしてくれたフアンマ・リージョ(当時CDミランデス監督)に出会えた事が幸運だった。そのおかげで1部でプレーする事ができた。

サッカーは以前より進化を重ねており、カンテラでは競技の要求の高さに応じて仕事をしなければいけない。育成プロセスを終えた時、選手達はエリートレベルの観点での評価に晒されるからだ。(強力な)対戦相手や競技の進化による要求のレベルは相応に高い。GKに求められる能力はシュートストップ力のみではない。シュートストップはGKのプレーの中で一番重要なものだが、フィールドプレイヤーと全く別の存在であってはいけない。(組立てやロングボール対応など)のプレーを行う必要がある。

 

・新たなデータ分析技術が育成プロセスに与える影響について

フィジカルに関して影響が大きい。「(走る)スピード」に基づいて選ぶのは(望ましいとは限らない)近道であると観ている。
←コーチの指導やプレー理解がなくてもピッチ上で強力なプレーを行えてしまうから。

La Realでは、先天的なプロフィールに従うわけでは無いが、私達のセレクションプロセスは、他クラブで考慮されない要素に注目する程、求める素養が広範なものでもない。
エリート、強豪相手の競技レベルの要求が大きいので、コンディション面は重要。我々にとって、データは意識するものであり、何をすべきか教えてくれるもの。上(トップチーム)から、下(ユースカテゴリ)まで使っている。データが私達の個人ごと育成プログラムに関して評価するのに役立つ。12歳が33km/hのスピードで走る必要はないが、選手ごとに何歳になったら33km/hで走れるようになるのかを知りたい

 

・(データで測れない)選手のパーソナリティーについて

あまりリーダーシップの育成に力を入れてこなかった事は悔やまれる。
チームのキャプテン任命は、その時の監督が指名し、任期は何もなければ続いていく。
←選出の理由は不明瞭。例えばチーム内での貢献、誠実さ...などで決まると思われる。
(現状はこうだが、)リーダーシップがある人材を求めなければいけない。そしてキャプテンは任期が永続するものでなくても良い。

選手育成においても、リーダーシップを身につけさせる事に力をいれなければいけない。選手人生の行く先には危機もあり、そこでは人格、気質、度胸、決断...が問われるからだ。
選手人生には多くの事が潜み待ち受けている。決断力、度胸のある人間になるために何をすべきか知っていなければならない。

キャプテンは1人しかいないが、(決断の)責任は全員が負って欲しい

 

・(オラベ自身の)チーム関係者との関係について

クラブ内部の者との人間関係がこじれるとしたらそれは私の性格のせい。あまり社交的な方ではない。仕事仲間と何人かで食事に行く事はあまりない。

また、仕事上決断を下すタイミングで意見が割れた時には、場の流れに影響しないよう、距離を置くようにしている。

 

・SD職の続投意思について

いつも言っているが、(SDとしての)マネージメントを3年以上続けると、もっと長くなっていく可能性がある。自分をやる気にさせる職に就けて幸せ。確かな成功に繋がりそうな取り組みがある。それ以上は分からない。
他の道の模索ではなく、自分の仕事が与えるインパクトについて、いくつかの疑問を抱いている。

 

・自分の選手キャリアについて

選手としては、2部のオファーを持たず、当時3部のデポルティーボ・アラベスに行った。それが、自分がどういう部分で貢献できるかという事に基づいて、自分が下した決断だった。アラベスが特殊なクラブで、選手達がどこでプレーし、何のためにプレーするかという文脈を考慮しない選手分析が私の関心を惹いた。

 

◎感想

クラブ公式ムック本のMade in Gipuzkoaに書かれているようなクラブのメソッドについての話は多かったですが、その中で彼個人の経験や考えが垣間見えて貴重なインタビューでした。

彼が力を注いできた選手育成を重んじるクラブ作りですが、きっかけとしては、選手時代に若くして指導者に転身したフアンマ・リージョの影響(CDミランデス時代に指導を受けた)でGKとしてのプレーの幅を広げた事や、自身がプロクラブの育成指導を受けられなかったバックグラウンドが関係しているのかもしれませんね。
また、La Realの会長や監督も自身を覗かせるクラブのメソッド、モデルですが、SDのオラベがどれだけ比重を負って関わっているのか気になっていましたが、当初は「選手の保護者」と距離を置きたかった。」と素直に語っていたように、彼のアイデア以外から成るところもある、という事が分かりました。実際「仕事の話は下から上にあがってくる」という事を強調していました。

かなり長いインタビューで、うまく意図を汲めず端折った部分もあります。
今回もニッチな内容でしたが、また何か気になる事があったらブログに残していきたいです。